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J-GLOBAL ID：201702250537176349   整理番号：17A1449939

環境フレンドリーな0.1秒ハンダ接合技術

著者 (1件)： 生津資大 (愛知工大 工)
資料名： 機械の研究  (Science of Machine)
巻： 69  号： 11  ページ： 931-936  発行年： 2017年11月01日 
JST資料番号： F0147A  ISSN： 0368-5713  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属多層膜の瞬間的な発熱特性を利用して0.1秒未満でハンダ材を溶融させ瞬間ハンダ接合する技術を使うと,限られた領域のみを極短時間で接合できるため,例えば,熱に弱い電子デバイスやMEMSデバイス,パワーデバイスなどの実装に有用と期待できる。本稿では,まずスパッタリング成膜したAl/Ni多層膜の自己伝播発熱性能の評価結果を幾つか紹介する。次に,これまで実施したハンダ接合応用研究の成果の一部と技術課題を述べる。接合部のクラックおよびボイドの抑制など,実用化に向けて幾つかの技術課題が残されているが,これらが解決されれば,省エネ,ゼロエミッションかつ低コストな接合技術として重宝される可能性がある。

シソーラス用語： *環境保全 ,  *はんだ付 ,  *アルミニウム ,  *ニッケル ,  *多層膜 ,  *スパッタ蒸着 ,  加熱 ,  *発熱反応 ,  ケイ素 ,  半導体チップ ,  接合部 ,  ダイボンディング ,  熱抵抗 ,  *MEMS ,  走査電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  燃焼合成
準シソーラス用語： 自己発熱 ,  自己伝播合成

分類 (2件)： 接続部品  (NA05050Z) ,  固体デバイス製造技術一般  (NC03030V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 環境 ,  秒 ,  ハンダ接合