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J-GLOBAL ID：201702250556412388   整理番号：17A1709670

覚醒ラットに記録された単一試行聴覚誘発電位の機能的データ解析【Powered by NICT】

Functional data analysis of single-trial auditory evoked potentials recorded in the awake rat

著者 (4件)： Pokora Ondrej (Department of Mathematics and Statistics, Faculty of Science, Masaryk University, Kotlarska 2, Brno 61137, Czech Republic) ,  Kolacek Jan (Department of Mathematics and Statistics, Faculty of Science, Masaryk University, Kotlarska 2, Brno 61137, Czech Republic) ,  Chiu Tzai-Wen (Department of Biological Science and Technology, National Chiao Tung University, 75 Bo-Ai Street, Hsinchu, Taiwan) ,  Qiu Wei (Auditory Research Laboratory, State University of New York, 107 Beaumont Hall, Plattsburgh, NY 12901, USA)
資料名： BioSystems  (BioSystems)
巻： 161  ページ： 67-75  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0286B  ISSN： 0303-2647  CODEN： BSYMBO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 誘発電位(EP)は,神経処理を反映し,知覚を研究するために広く使用されている。しかし,EPを解析する方法は反復刺激に対するEP応答試験の従来のアンサンブル平均化に,単一試行解析にはあまり制限されてきた。は,関数データ解析(FDA)新しいアプローチを適用したヒトと同じ方法として,サリチル酸(SS)の過量投与は音の知覚を変化させることが知られている,耳鳴のラットモデルにおける聴覚EPを研究した。単一試行聴覚EPsを分析した,覚醒ラットの聴覚皮質上での頭蓋内電極を外科的に移植されたから日常的に収集されている。単一試行EP積分は,強度範囲で体系的に提示される音刺激(音とクリック音)を生成した。結果は音の強さに依存して,平滑化応答レベル関数のセットを3次スプラインを用いて近似した。これら機能的データは,FDAの方法を用いて解析した。各音型1日強度系列間の比較は,元の形及び一次微分形の両方における応答レベル関数に基づく直交距離測度を用いて行った。FDAの結果から,対照群からのEPデータはSSグループからのデータと比較した場合,一次導関数形はより明瞭な分離を与えることが分かった。日常データはより可変SS群内で比較した場合,これはも真実である。さらに,SS作用は強い高強度領域で,直交距離表現の二種類の統計的パラメータ,平均,歪度,の特徴的変化を観察した。結果は,FDAはEP研究のための高感度法であることを示唆し,神経科学,特に神経薬理学における研究のための強力なツールになることができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ヒト ,  *覚醒 ,  聴覚皮質 ,  *データ解析 ,  音の強さ ,  音響 ,  神経科学 ,  直交性 ,  *誘発電位 ,  平滑化 ,  耳鳴 ,  音刺激 ,  *聴覚
準シソーラス用語： クリック音 ,  *聴覚誘発電位 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 聴覚皮質 ,  誘発ポテンシャル積分 ,  関数データ ,  Salicylate ,  半指標 ,  耳鳴

分類 (2件)： 生体計測  (EL03020C) ,  耳・鼻・咽頭・喉頭疾患の治療一般  (GQ05010W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 覚醒 ,  ラット ,  試行 ,  聴覚誘発電位 ,  データ解析