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J-GLOBAL ID：201702250583271006   整理番号：17A1716605

微生物叢と自己免疫:甲状腺自己免疫疾患におけるその役割【Powered by NICT】

The microbiota and autoimmunity: Their role in thyroid autoimmune diseases

著者 (7件)： Kohling Hedda L. (University Hopital Essen, Institute of Medical Microbiology, Essen, Germany) ,  Kohling Hedda L. (Cultech Ltd., Baglan, Port Talbot, United Kingdom) ,  Plummer Sue F. (Cultech Ltd., Baglan, Port Talbot, United Kingdom) ,  Marchesi Julian R. (School of Biosciences, Cardiff University, Cardiff, United Kingdom) ,  Marchesi Julian R. (Centre for Digestive and Gut Health, Imperial College London, London, W2 1NY, United Kingdom) ,  Davidge Kelly S. (Kirkstall Ltd., Templeborough, Rotherham, United Kingdom) ,  Ludgate Marian (Division of Infection & Immunity, School of Medicine, Cardiff University, Cardiff, United Kingdom)
資料名： Clinical Immunology  (Clinical Immunology)
巻： 183  ページ： 63-74  発行年： 2017年 
JST資料番号： A1154A  ISSN： 1521-6616  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1970年代以降,Graves病(GD)の病因における感染症の役割は集中的な研究の対象となっている。過去10年,Yersinia enterocolitica,Helicobacter pyloriと他の細菌生物に関する多くの研究とGDに及ぼす潜在的影響に直面している。後向き,前向きおよび分子結合研究は反対の結果を用いて行った。今までは,細菌感染は自己免疫性甲状腺疾患の引き金を引くことができるかどうかは明らかでない。GD(性別,喫煙,ストレス,および妊娠)のための共通リスク因子は,健常対照者のそれと比較して,腸の細菌群集の顕著な変化を明らかにしたがGDと腸内毒素症の間の病原性関連は,いまだ十分解明されていない。従来の細菌培養,in vitroモデル,次世代ハイスループットDNA配列決定は疾患発症および進行における細菌の影響を評価するために適用可能な方法である。GDにおける細菌の関与に関する更なる研究が必要であり,発症過程の理解に寄与するかもしれない。本レビューでは,主題に関する入手可能な証拠を検討する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 細菌 ,  病因 ,  Yersinia ,  エンテロトキシン ,  Basedow病 ,  細菌感染 ,  *ミクロフローラ ,  病原性 ,  *自己免疫 ,  妊娠 ,  危険因子 ,  感染症
準シソーラス用語： 発症 ,  細菌培養 ,  自己免疫性甲状腺疾患 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 細菌 ,  グレーブス病 ,  Hashimotosの甲状腺炎

分類 (1件)： 微生物の生態  (EG03040J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 微生物叢 ,  自己免疫 ,  甲状腺 ,  自己免疫疾患 ,  役割