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J-GLOBAL ID:201702250598566250   整理番号:17A0891572

機能性カーボンナノチューブおよび酸化グラフェンを埋め込んだ電気伝導性ヒドロゲルは相乗的に神経細胞分化を刺激する

Functionalized Carbon Nanotube and Graphene Oxide Embedded Electrically Conductive Hydrogel Synergistically Stimulates Nerve Cell Differentiation
著者 (7件):
資料名:
巻:号: 17  ページ: 14677-14690  発行年: 2017年05月03日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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以前の研究において,著者らは正電荷を組込んだオリゴ〔ポリ(エチレングリコール)フマル酸〕(OPF)ヒドロゲルを有望な神経導管として開発した。本研究では,酸化グラフェンおよびカーボンナノチューブに架橋結合を導入して機能性化アクリル酸酸化グラフェン(GOa)およびアクリル酸カーボンナノチューブポリ(エチレングリコール)(CNTpega)を得た。次いで,OPEヒドロゲル内にGOaおよびCNTpegaを共有結合的に埋め込むことによって,神経再生利用に向けた電気伝導ヒドロゲルを作製した。神経細胞機能を更に相乗的に増強するために,このヒドロゲルに低分子塩化2-(メタクリロイロキシ)エチルトリメチルアンモニウム(MTAC)鎖を組込んでヒドロゲルに正電荷を与えると,表面電荷および電気伝導性を持つrGOaCNTpega-OPF-MTAC複合ヒドロゲルが得られた。この複合ヒドロゲルは優れた生物適合性を示し,PC12細胞の増殖および伸展を増強することが実証された。NGFを用いてPC12細胞に分化誘導後,細胞を複合ヒドロゲル上に置くと,細胞は強靭な神経突起の成長を示す。以上の結果から,このrGOaCNTpega-OPF-MTAC複合ゲルは表面正電荷を持つ伝導神経導管として機能することが立証され,神経組織工学に向けた導管として極めて有望であることが示された。
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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