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J-GLOBAL ID:201702250622555303   整理番号:17A1455901

シナウスイロイルカ(Sousa chinensis)における表皮と内部臓器組織の微量元素濃度の相関【Powered by NICT】

Correlation of trace element concentrations between epidermis and internal organ tissues in Indo-Pacific humpback dolphins (Sousa chinensis)
著者 (8件):
資料名:
巻: 605-606  ページ: 238-245  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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鯨類の表皮中の微量元素蓄積はあまり研究されている。代理組織インド太平洋のMegaptera novaeangliaeイルカ(Sousa chinensis)における内部汚染物質負荷を評価するために表皮を使用することの実現可能性を検討した。十一微量元素は,2013年の間に珠江河口(PRE)沿岸に沿って座礁したイルカの46名の個人由来の表皮,筋肉及び肝臓組織で分析した。微量元素濃度は三組織間で異なり,一般的に肝臓組織で見出され,表皮における最低最高濃度(Zn,As,およびPbを除く)であった。表皮中のZn濃度は全ての組織の中で最高であった,Znは表皮生理学の重要な要素であることを示した。肝臓中のHgとCrの高濃度はPREの高HgとCr汚染魚を消費するイルカによる過剰摂取によると思われる。表皮および筋組織中のHg濃度は男性よりも女性で有意に高かった。肝中のV及びPb,筋肉及び肝臓中のSeとCd,およびすべての組織試料中のAsとHgの濃度は体長と有意な正の関係を示した。肝臓のCu濃度は有意に体長と負に相関した。表皮中のHgとAs濃度は肝臓組織のそれらと有意な正の相関を示した。このように,この研究では,表皮は非侵襲的モニタリング組織シナウスイロイルカ個体群の内部組織中のHgとAsの生体内蓄積を評価するために使用できることを提案した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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重金属とその化合物一般  ,  動物に対する影響 
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