文献

J-GLOBAL ID：201702250727678929   整理番号：17A0860953

芦山とWENCHUAN地震地域の地殻上部マントル構造と深部地震環境【JST・京大機械翻訳】

著者 (6件)： Zheng Yong (中国科学院測量与地球物理研究所) ,  Ge Can (中国科学院測量与地球物理研究所) ,  Xie Zujun (中国科学院測量与地球物理研究所) ,  Yang Yingjie (Australian Research Council Centre of Excellence for Core to Crust Fluid Systems/GEMOC, Department of Earth and Planetary Sciences, Macquarie University) ,  Xiong Xiong (中国科学院測量与地球物理研究所) ,  Xu Houze (中国科学院測量与地球物理研究所)
資料名： Zhongguo Kexue. Diqiu Kexue  (Zhongguo Kexue. Diqiu Kexue)
巻： 43  号： 6  ページ： 1027-1037  発行年： 2013年 
JST資料番号： C2584A  ISSN： 1674-7240  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 雅安芦山MW6.6級地震はWENCHUAN地震後の竜門山地区のもう一回の強震であり、当地の社会経済発展と生態環境に巨大な破壊をもたらした。本論文では、全国地震観測網の連続波形データを用いて、背景ノイズトモグラフィー法と遠地地震受信関数分析方法を用いて、地震域とその周辺地域の微細なS波速度構造と地殻厚さ、ポアソン比分布状況を獲得し、さらに竜門山断層帯と隣接地域の深部地震環境を分析した。研究結果は以下を示す。(1)LONGMENSHAN断層帯の両側のせん断波速度と地殻の厚さには顕著な差異がある。(2)芦山とWENCHUAN地震はいずれも地殻の厚さと速度構造の変化が激しく、断層の破壊面と余震の分布はいずれも地震波の横方向速度勾配と地殻の厚さの横方向勾配の地域に位置している。地震波の深さは均一速度構造から不均一波速度構造への遷移領域にある。(3)WENCHUAN地震とその余震はポアソン比が低い地域で発生し、芦山地震とその余震は高ポアソン比の地区に発生する。横方向の顕著な速度の変化、及び地殻の厚さと地形の高さの巨大な差異による重力ポテンシャルエネルギーなどの作用は、ある程度、竜門山断裂帯の大地震の地震環境を構成し、竜門山断裂帯の南北段岩石のポアソン比の差があると推測される。それは,WENCHUAN地震の余震の空間分布と芦山地震後の5年の原因であった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： トモグラフィー ,  地震波 ,  地震観測網 ,  *地震 ,  速度構造 ,  遠地地震 ,  強震 ,  空間分布 ,  *地殻 ,  Poisson比 ,  雑音 ,  大地震 ,  余震
準シソーラス用語： S波速度構造 ,  レシーバ関数 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 地殻・上部マントルの構造・組成  (DC03090Z) ,  自然災害  (RA02030M) ,  土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

タイトルに関連する用語 (7件)： Wenchuan地震 ,  地域 ,  地殻 ,  上部マントル構造 ,  深部 ,  地震 ,  環境