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J-GLOBAL ID:201702250774472222   整理番号:17A0660206

Etsファミリー蛋白質であるBombyx mori E26形質転換特異的2(BmEts2)はカイコBombyx moriにおけるBombyx mori Rels(BmRels)が仲介するプロモータ活性化抗菌ペプチド遺伝子を抑制する【Powered by NICT】

Bombyx mori E26 transformation-specific 2 (BmEts2), an Ets family protein, represses Bombyx mori Rels (BmRels)-mediated promoter activation of antimicrobial peptide genes in the silkworm Bombyx mori
著者 (4件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 566-579  発行年: 2016年 
JST資料番号: W1733A  ISSN: 0962-1075  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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E26形質転換特異的(Ets)ファミリー転写因子は脊椎動物における,免疫を含む種々の生物学的現象における役割を果たすことが知られている。しかし,Ets蛋白質は無脊椎動物における免疫に寄与する機序は十分に理解されていない。本研究では,カイコBombyx moriをコードするcDNA BmEts2,ショウジョウバエYanとヒト転座ets leukemia/Ets変異遺伝子6の推定上のオーソログである,を同定した。Escherichia coliとStaphylococcus aureusと注入に応答してBmEts2遺伝子の発現は,カイコ幼虫の脂肪体で有意に増加した。BmEts2過剰発現はカイコ細胞における抗菌ペプチド遺伝子のB.mori Rels(BmRel)が仲介するプロモーター活性化を抑制した。逆に,BmEts2の遺伝子ノックダウンは,BmRel活性を有意に増強した。さらに,セクロピンB1の5′上流領域に位置する二κB部位はBmRel仲介プロモーター活性化の抑制に関与していることが分かった。蛋白質競争分析により,さらにBmEts2はκB部位へBmRelの結合を競合的に阻害したことを示した。全体として,BmEts2はκB部位へBmRelの結合を阻害することにより抗菌蛋白質遺伝子のBmRel仲介トランス活性化の抑制因子として作用する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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遺伝子の構造と化学  ,  遺伝子発現  ,  遺伝子操作  ,  蚕 

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