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J-GLOBAL ID：201702250779801705   整理番号：17A0979793

高体積率微細気泡流の力学モデリング

著者 (2件)： 小柳津遥陽 (三井海洋開発 技術部) ,  渡部靖憲 (北海道大学大学院 工学研究院)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 72  号： 2  ページ： I_103-I_108(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,砕波帯内に定常的に形成される気泡モデルとして,高数密度微細気泡群を電気分解によって発生させ,そのサイズ分布,運動学的,力学的特徴を画像分析によって明らかにするものである.発生気泡サイズ分布は対数正規分布によって記述され,その分布パラメータは電流によって一意に決定させる.また気泡サイズスペクトルは,砕波帯内の微細気泡が示す-3/2乗の勾配と同等な特徴を示す.高数密度微細気泡群の運動に有意な集積効果が現れることを発見し,この効果を含む気泡終末上昇速度モデル並びに抗力係数モデルを開発した.(著者抄録)

シソーラス用語： *砕波帯 ,  気泡 ,  モデル ,  群 ,  電解 ,  *画像分析 ,  *気泡径分布 ,  スペクトル ,  速度 ,  *抗力係数 ,  *高密度 ,  *微小気泡
準シソーラス用語： *微細気泡 ,  *電気分解 ,  気泡サイズ分布 ,  *上昇速度

著者キーワード (3件)： Micro-Bubbles ,  Bubble Drag Force ,  Clustering Effect

分類 (3件)： 流体波  (RC10013M) ,  水理学一般,水理実験  (RC10011E) ,  層流,乱流,境界層  (RC10012V)

引用文献 (8件)：

• 1) Farmer D. M., McNeil C. L., Johnson B. D. : Evidence for the importance of bubbles in increasing air-sea gas flux, Nature, 361, 620-623, 1993.
• 2) Melville W. K., Matusov P. : Distribution of breaking waves at the ocean surface, Nature, 417, 58-63, 2002.
• 3) Deane G. B., Stokes D. M. : Scale dependence of bubble creation mechanisms in breaking waves, Nature, 418, 839-844, 2002.
• 4) Watanabe Y., Ingram D. M. : Transverse instabilities of ascending planar jets formed by wave impacts on vertical walls, Proc. R. Soc. A, 471, 20150397, 2015.
• 5) 渡部靖憲,堀井正輝,新井田靖郎 : 遡上波の力学的バランスと流れ構造, 土木学会論文集B2(海岸工学), 69(2), 66-70, 2013.

タイトルに関連する用語 (3件)： 体積率 ,  微細気泡 ,  力学モデリング