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J-GLOBAL ID:201702250811551217   整理番号:17A0703729

ポリ(ブチレンテレフタレート)をベースにしたガラス長繊維強化熱可塑性複合材料の特性に及ぼす繊維長と分散の影響【Powered by NICT】

Effect of fiber length and dispersion on properties of long glass fiber reinforced thermoplastic composites based on poly(butylene terephthalate)
著者 (4件):
資料名:
巻:号: 25  ページ: 15439-15454  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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異なる元のガラス繊維長さを持つ長いガラス繊維強化ポリ(ブチレンテレフタレート)(LGF/PBT)複合材料を,著者らが設計した含浸装置を用いて調製した。LGF/PBT複合材料の性質に及ぼす繊維長と繊維分布の影響を調べた。結果は残留ガラスファイバの長さはLGF/PBT複合材料の元のガラス繊維長の増加と共に増加することを示した。走査電子顕微鏡観察の結果,LGF/PBT複合材料(16nmと20mm)のガラス繊維は不均一に分散した,これは樹脂マトリックス中でのそれらの再結合の現象であることを示した。粘度曲線,貯蔵弾性率,損失弾性率,および損失角を含むさまざまなレオロジープロットを用いて,原初マトリックスとLGF/PBT複合材料のレオロジー特性を特性化した。動的機械熱分析結果は,LGF/PBT複合材料の貯蔵弾性率と損失弾性率は最初に増加し,その後元のガラス繊維長さと共に減少することを示した。貯蔵弾性率と損失弾性率,原初マトリックスのガラス転移温度とLGF/PBT複合材料は試験周波数の増加と共に増加した。損失正接(tanδ)と損失弾性率(E′′)ピークの活性化エネルギーのためのガラス転移緩和の活性化エネルギーを計算した。さらに,tanδピークから決定したガラス転移緩和したE′′基準を用いてより信頼性が高かった。示差走査熱量分析から,LGF/PBT複合材料の結晶化温度(T_c),結晶性割合(X_c)と融点は最初増加し,次に元のガラス繊維長の増加と共にわずかに減少したことを示した。LGF/熱可塑性ポリウレタン(TPU)/メタクリル酸PBT/ポリエチレン-ブチルアクリラート-グリシジル(PTW)複合材料の熱重量分析(TG)と示差熱重量分析曲線はLGF含有量の増加と共に高温側にシフトした。熱重量分析の結果は,元のガラス繊維長さが増加するにつれてLGF/TPU/PBT/PTW複合材料のTG曲線は,最初に高温にシフトし,より低い温度にシフトすることを示した。原初マトリックスとLGF/PBT複合材料の限界酸素値はほとんど変化,LGF/PBT複合材料の燃焼挙動に及ぼす元のガラス繊維長さの影響は明らかではなかったことを示した。LGF/PBT複合材料の引張強さ,切欠きアイゾット衝撃強さ,曲げ強さ及び弾性率は最初に増加し,その後元のガラス繊維長さとともに減少した。元ガラス繊維長は12mmであったとき,LGF/PBT複合材料の機械的性質は最適であった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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機械的性質 

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