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J-GLOBAL ID：201702250894272917   整理番号：17A0554049

地球規模の温暖化が水資源,耕作適地にもたらす影響 第1回 世界の耕地は温暖化のもとで人類を養えるのか

著者 (1件)： 宮崎毅
資料名： アグリバイオ  (Agricultural Biotechnology)
巻： 1  号： 5  ページ： 613-617  発行年： 2017年05月20日 
JST資料番号： F1907A  ISSN： 2432-5511  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本の食料自給率は39%しかなく,世界では約8億人の人々が飢餓に苦しんでいる。本稿では,地球の温暖化が人類の食料生産を脅かしているのかについて検討する。日本と世界の耕地は足りているかについて考察すると,地球全体では,耕地面積と食料生産量が足りてはいるが,必要なところまで届いていない,という問題が指摘される。世界的な土壌の状態をみてみると,深刻な土壌劣化の問題が指摘される。地球の温暖化も土壌劣化も,人間の行為が原因であるが,当分の間,土壌は人類を養うことができると言える。しかし,土壌の健康状態を向上させることが地球の気候変動の緩和をもたらすと考えられる。

シソーラス用語： 面積 ,  食料自給率 ,  生産 ,  土壌緩衝能 ,  劣化 ,  気候変動 ,  *農地 ,  水資源 ,  *地球温暖化
準シソーラス用語： 耕地面積 ,  食料生産 ,  土壌劣化 ,  *耕地

分類 (2件)： 農業一般  (FB01010A) ,  気候学,気候変動  (DC05140T)

タイトルに関連する用語 (7件)： 地球規模 ,  温暖化 ,  水資源 ,  耕作 ,  世界 ,  耕地 ,  人類