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J-GLOBAL ID：201702250951527346   整理番号：17A0947697

旋回流安定型燃焼器中のコヒーレント構造の先進的同定

Advanced Identification of Coherent Structures in Swirl-Stabilized Combustors

著者 (3件)： SIEBER Moritz (Technische Univ. Berlin, Berlin, DEU) ,  PASCHEREIT Christian Oliver (Technische Univ. Berlin, Berlin, DEU) ,  OBERLEITHNER Kilian (Technische Univ. Berlin, Berlin, DEU)
資料名： Journal of Engineering for Gas Turbines and Power  (Journal of Engineering for Gas Turbines and Power)
巻： 139  号： 2  ページ： 021503.1-021503.8  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： E0270B  ISSN： 0742-4795  CODEN： JETPEZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,旋回流安定型燃焼器の流れ場から,時間分解実験データを分解するための,新手法として,スペクトル主成分直交法(SPOD)が提示される。SPODは,古典的POD法を,時間制約により拡張したもので,埋込フィルタ運用が,古典的PODからFourierモード分解に連続的に減衰させる。本稿では,異なる運転条件での,燃焼器中の流れ場からの,高速PIV測定を分析する。実験装置は,空気とメタン燃料が供給され,旋回流発生器,混合器を経て,燃焼器に至る,U字型曲管の上流側壁に,ラウドスピーカを用いて,音響擾乱を加える構造で,燃焼器上流部と下流部に,マイクロフォンアレイを設置して,計測を行った。空気流量は100kg/h,メタン燃料等量比は0.7で,Re数は60000とした。透明ガラス燃焼室内の燃焼過程はPIVで測定した。これらの測定において,外部からアクチュエートされる,並びに自然動力学を検討し,自然モードで,アクチュエートモードが,どのように相互作用するかが調査された。SPODにより,旋回流火炎中のコヒーレント構造中の,音響摂動影響が非常に異なる,2種類のPVC(歳差渦コア)構造(I型,II型)が見出された。コヒーレン構造は,同時に取得されたOH^*化学発光から導かれる,熱放出変動に関係する。音響アクチュエーションモードの他に,低周波数モードが,グローバル熱放出変動に,大きく寄与することがわかった。

シソーラス用語： 直交関数展開 ,  ガスバーナー ,  コヒーレンス ,  粒子画像流速測定 ,  火炎 ,  マイクロホン ,  Stanton数 ,  スピーカ ,  化学ルミネセンス ,  Reynolds数 ,  *燃焼器 ,  *旋回流 ,  アルカン
準シソーラス用語： 旋回流バーナー

分類 (1件)： 燃焼一般  (XE04010W)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (4件)： 旋回流 ,  燃焼器 ,  コヒーレント構造 ,  同定