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J-GLOBAL ID:201702250958935320   整理番号:17A0450902

コムギの互換性相互作用のプロテオーム解析およびうどんこ病(Blumeria graminisf.sp.tritici)【Powered by NICT】

Proteomic analysis of the compatible interaction of wheat and powdery mildew (Blumeria graminis f. sp. tritici)
著者 (7件):
資料名:
巻: 111  ページ: 234-243  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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うどんこ病菌Blumeria graminisf.sp.tritici(Bgt)に感染したコムギ葉のプロテオーム特性を,二次元電気泳動およびタンデムMALDI-TOF/TOF-MSにより調べた。2448,及び72時間接種後で差次的に発現した46のユニークな蛋白質を同定した。これらの蛋白質の機能的分類は,それらの大部分が光合成,炭水化物および窒素代謝,防御応答,シグナル伝達に関与することを示した。アップレギュレートされた蛋白質は,一次代謝経路と防御応答を含み,光合成とシグナル伝達に関連する蛋白質は下方制御された。予想されたように,より抗酸化蛋白質は初期段階よりも後期感染段階で活性化され,宿主の抗酸化系は,コムギおよびうどんこ病間での互換性相互作用を維持する役割を果たしていることを示唆した。感染葉における6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナーゼとイソくえん酸デヒドロゲナーゼの高蓄積は宿主免疫の活性化と平行して,TCAサイクル及びペントースリン酸経路の調節を示した。MAPK5のダウンレギュレーションはコムギとBgtの適合性相互作用を促進することができた。qRT PCR分析は,蛋白質発現プロファイルのデータを支持した。著者らの結果は,親和性相互作用における植物の一次代謝と防御応答の関連性を明らかにし,Bgt感染に応答した感受性コムギの生物学への新しい洞察を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  植物の生化学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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