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J-GLOBAL ID:201702250976403870   整理番号:17A1167032

トリプルネガティブ乳癌細胞の遊走と浸潤におけるWnt共受容体LRP6の役割【Powered by NICT】

Role of Wnt Co-Receptor LRP6 in Triple Negative Breast Cancer Cell Migration and Invasion
著者 (6件):
資料名:
巻: 118  号:ページ: 2968-2976  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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低密度リポ蛋白質受容体関連蛋白質6(LRP6)はWnt/β-カテニンシグナル伝達経路の必須のWnt共受容体である。研究はいくつかのタイプの癌においてLRP6の増加した発現を示したが,腫瘍発生と進行におけるその機能は解明されていない。LRP6発現はヒトトリプルネガティブ乳癌(TNBC)患者およびヒトT NBC細胞株でアップレギュレーションされ,LRP6発現のノックダウンと組換Mesd蛋白質(LRP6の特異的阻害剤)の治療はT NBC MDA-MB-231及びBT549細胞の細胞移動と浸潤を有意に減少させることを示した。興味深いことに,TNBC細胞移動と浸潤に及ぼすLRP6ノックダウンとMesd処理の影響は,TNBC細胞増殖/生存率に対するよりも顕著であった。機構的には,LRP6ノックダウンとMesd処理はWnt/β-カテニンシグナル伝達を阻害し,TNBC細胞において,癌転移のメディエーターおよびWnt/β-カテニンシグナル伝達の特異的標的,S100A4の発現を減少させた。併せて,我々のデータはLRP6はWnt/β-カテニンシグナル伝達経路を介してS100A4の発現および機能を調節することによりT NBC細胞移動と浸潤を促進することを示唆する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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