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J-GLOBAL ID：201702250979177851   整理番号：17A1429593

小児とその関係の糞便中国における急性胃腸炎における新規コサウイルス種の同定【Powered by NICT】

Identification of a novel cosavirus species in faeces of children and its relationship with acute gastroenteritis in China

著者 (4件)： Yu J.-M. (Institute for Viral Diseases Control and Prevention, Beijing, China) ,  Ao Y.-Y. (Institute for Viral Diseases Control and Prevention, Beijing, China) ,  Li L.-L. (Institute for Viral Diseases Control and Prevention, Beijing, China) ,  Duan Z.-J. (Institute for Viral Diseases Control and Prevention, Beijing, China)
資料名： Clinical Microbiology and Infection  (Clinical Microbiology and Infection)
巻： 23  号： 8  ページ： 550-554  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3155A  ISSN： 1198-743X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中国におけるヒトコサウイルス(HCosV)の有病率を評価するために,急性胃腸炎(AGE)を有する新規HCosV(Cosa CHN)の関連性を決定した。下痢と健康な子供から461対の糞便試料を用いた症例対照研究を行った。リアルタイムPCR及びネストPCRはHCosVsを検出するために使用した。cDNA末端の迅速増幅はCosa CHNの末端を得るために用いた。既知HCosVsは二対照試料で検出されたが,Cosa CHNはそれぞれ1例と対照試料の八(1.7%)と六(1.3%)で検出された。Cosa CHNの完全ゲノムは7213bpから構成されている。Cosa CHNのP1およびP2領域がHCosV Bのものと密接に関連したが,P3領域はHCosV Dの低いアミノ酸相同性(それぞれ66と67%)にもかかわらずに最も類似していた。ポリ蛋白質と部分的VP3/VP1領域の系統発生分析はCosa CHNはコサウイルスの新種(暫定的HCosV Gと命名)として分類できることを示した。症例と対照間のCosa CHNの検出率(p 0.59)または平均ウイルス負荷(p 0.43)における有意差はなかった。統計解析はCosa CHNとAGE(p 0.76)の間の関係を明らかにせず,ウイルスは臨床症状を悪化させなかった。HCosVの低い有病率が検出されたが,新しいCosavirus種を,本研究における胃腸炎のない小児であった。証拠は小児年齢における新規ウイルスの原因となる役割を支持しなかった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： リアルタイムPCR法 ,  相同性 ,  罹患率 ,  新種 ,  *子供 ,  統計解析 ,  下痢 ,  cDNA ,  *中華人民共和国 ,  *ウイルス ,  症例対照研究 ,  ゲノム
準シソーラス用語： *胃腸炎 ,  検出率 ,  系統解析 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 急性胃腸炎 ,  症例対照研究 ,  小児 ,  下痢 ,  新しいコサウイルス

分類 (2件)： 感染症・寄生虫症一般  (GD01010H) ,  消化器の疾患  (GH03000W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 小児 ,  糞便 ,  中国 ,  急性胃腸炎 ,  同定