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J-GLOBAL ID:201702250982956833   整理番号:17A1560980

(アリールチオ)シクロペンテノンプロスタグランジン神経保護によるオキシトーシス誘導c-Rafダウンレギュレーションの予防【Powered by NICT】

Prevention of oxytosis-induced c-Raf down-regulation by (arylthio)cyclopentenone prostaglandins is neuroprotective
著者 (11件):
資料名:
巻: 390  ページ: 83-87  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0444C  ISSN: 0300-483X  CODEN: TXCYAC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高濃度グルタミン酸の持続性曝露は細胞型特異的グルタチオン枯渇および得られた酸化ストレスをもたらし,オキシトーシスとして知られている。グルタチオン枯渇の結果,活性酸素種およびCa~2+流入の蓄積が増加するが,オキシトーシスの特異的標的はまだ同定されていない。本研究では,マウス海馬HT22細胞株を用いて細胞外調節蛋白質キナーゼ(ERK)経路に及ぼすグルタミン酸誘導酸化ストレスの影響に焦点を当てた。HT22細胞のグルタミン酸誘発オキシトーシスへのERK経路の寄与は議論の余地があるが,ウエスタンブロット分析は,グルタミン酸はマイトジェン活性化蛋白質キナーゼキナーゼキナーゼ(c-Raf)のダウンレギュレーションとc-Rafのりん酸化と同様に,マイトジェン活性化蛋白質キナーゼキナーゼ1/2(MEK1/2)とERK1/2の減少を引き起こし,c-Raf/MEK/ERK経路の成分を下流ことを明らかにした。さらに,神経保護(アリールチオ)シクロペンテノンプロスタグランジンはグルタミン酸誘導c-Rafダウンレギュレーションを妨げ,その結果c-Rafとその下流のシグナル伝達成分の基底活性を維持した。ビオチン標識シクロペンテノンプロスタグランジンを用いたプルダウンアッセイは,ERK経路の他のシグナル伝達分子,Ras,MEK1/2,及びERKを含む相対的c-Rafに優先的に結合したことを明らかにした。これらの結果は,神経保護(アリールチオ)シクロペンテノンプロスタグランジンは直接c-Raf蛋白質に結合し,c-Raf蛋白質自身のダウンレギュレーションから細胞を保護し,酸化ストレスに対する神経保護をもたらすことを示唆する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
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有機化合物の毒性  ,  神経の基礎医学  ,  化学物質の毒性一般  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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