文献

J-GLOBAL ID：201702251012891193   整理番号：17A1249654

LaとMnを共添加したBiFeO_3/グラフェンナノプレートレット(GNP)ナノハイブリッドの高い光触媒活性と減少したバンドギャップエネルギー【Powered by NICT】

The high photocatalytic activity and reduced band gap energy of La and Mn co-doped BiFeO₃/graphene nanoplatelet (GNP) nanohybrids

著者 (4件)： Fatima Sabeen (Department of Physics, School of Natural Sciences (SNS), National University of Science & Technology (NUST), Islamabad 44000, Pakistan. [e-mail]) ,  Ali S. Irfan ,  Iqbal Muhammad Z. ,  Rizwan Syed
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 57  ページ： 35928-35937  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,ビスマスフェライトは,それらの磁気的性質と狭いバンドギャップのために光触媒の分野で大きな関心を集めている。ナノハイブリッドランタン(La)およびマンガン(Mn)共ドープBiFeO_3(BLFMO)/グラフェンナノプレートレット(GNP)を合成した。ハイブリッドは二つの異なるが簡単で低コストの合成経路で調製した(i)共沈(すなわちCシリーズ),および(ii)水熱(すなわちHシリーズ)法。本報では,光触媒活性とバンドギャップに基づくCシリーズとHシリーズBLFMO/GNPナノハイブリッドの比較を詳述した。Hシリーズナノハイブリッドは,より結晶性構造,減少したバンドギャップとCシリーズナノハイブリッドと比較して染料除去が少ないことを示した。Cシリーズナノハイブリッドの増強された染料除去(92%)はBLFMO/GNPナノハイブリッド内GNP取込に起因する高い表面積(55m~2g~( 1))に起因した。より高い表面積は,暗条件下で触媒表面上の染料分子のより多くの吸着を可能にした。さらに,BLFMO/GNPナノハイブリッドのバンドギャップはMn負荷量と共に新しいドナーエネルギー準位の存在のために2.04eV(純粋なBiFeO_3)から1.40eV(BLFMO/GNPs)に減少した。Scherrer公式から計算した粒子サイズは19.3 23.5nm(Cシリーズ)と22.5 26nm(Hシリーズ)であった。透過型電子顕微鏡(TEM)によって計算された推定した粒子サイズはCシリーズナノハイブリッドの約31nmであった。グラフェンに基づくナノハイブリッドは,可視光照射下で純粋なBiFeO_3(44%)と比較して染料除去を有意に増強した。ここで報告したBLFMO/GNPナノハイブリッドの低コスト,容易な調製と高い触媒活性は,実用的な応用のためのナノハイブリッド適切な候補になる。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 染料 ,  ドーピング ,  粒度 ,  磁気的性質 ,  *触媒活性 ,  透過型電子顕微鏡 ,  表面積 ,  *バンドギャップ ,  *マンガン ,  *グラフェン ,  *光触媒 ,  結晶構造
準シソーラス用語： 可視光照射 ,  *光触媒活性 ,  *ナノハイブリッド , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 光化学反応  (CB08020F)

タイトルに関連する用語 (7件)： La ,  Mn ,  共添加 ,  GNP ,  ナノハイブリッド ,  光触媒活性 ,  バンドギャップエネルギー