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J-GLOBAL ID:201702251067822806   整理番号:17A0683833

新しい繁殖管理技術 01 定時人工授精プログラムの新しい展開

著者 (1件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 26-32  発行年: 2017年06月01日 
JST資料番号: X0148A  ISSN: 0912-1501  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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定時人工授精プログラム(本プログラム)が必要とされる背景について,ウシの1戸当たり飼養頭数の増加に伴い,発情の発見率が低下し,繁殖成績が低下した。したがって,人工的に排卵時期を同期化して繁殖成績を上げるために定時人工授精プログラムが必要となってきた。各種の本プログラムの概要について,1)オブシンク:本プログラムの中でも原型となるプロトコールである。プロスタグランジンF製剤(PGF)投与の7日前と2日後に性腺刺激ホルモン放出ホルモン製剤(GnRH)投与,2回目のGnRH投与の16~20時間後の定時人工受精するものである。2)ヒートシンク:オブシンクにおける2回目のGnRH製剤をエストラジオール(E2)に変えることにより発情徴候が明瞭にな割合がオブシンクで10数%に対し,60%弱に上昇する。3)コシンク:2回目のGnRH投与と定時人工受精を同時に行うプロトコールである。受胎率はオブシンクよりやや低いが,胚死滅率が低く,結果的に分娩率には差がない。4)プロゲステロン製剤併用オブシンク:任意の発情周期にオブシンクを開始しすると処置牛の15%程度が定時人工受精のタイミングが遅過ぎることとなる。そこで,処置開始時にプロゲステロン製剤(P4)を膣内に留置することで,発情および排卵を遅らせることができる。卵巣停止や卵胞嚢腫罹患牛に対して一定の効果がある。同期化プログラムを効率的に使うには,1)プレシンクオブシンク:オブシンクは排卵後5~9日で開始する場合に最も高い受胎率が期待できるので,このタイミングに発情周期を調節する処置がプレシンクである。2)ダブルオブシンク:オブシンクを2回行う。3)ショートシンク:オブシンクにおける1回目のGnRH投与を省略したプロトコールである。
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分類 (2件):
分類
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牛  ,  繁殖管理 
タイトルに関連する用語 (3件):
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