文献

J-GLOBAL ID：201702251086374603   整理番号：17A0559365

切欠き付き多結晶およびオリゴ結晶316Lワイヤのin situ引張試験

In-situ tensile testing of notched poly- and oligocrystalline 316L wires

著者 (3件)： MITEVSKI Bojan (Brandenburg Technical Univ. Cottbus-Senftenberg, DEU) ,  WEISS Sabine (Brandenburg Technical Univ. Cottbus-Senftenberg, DEU) ,  FISCHER Alfons (Univ. Duisburg-Essen, DEU)
資料名： Materials Testing  (Materials Testing)
巻： 59  号： 2  ページ： 130-135  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0278A  ISSN： 0025-5300  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マイクロマシンの部品として使用される316Lステンレス鋼細径ワイヤの機械的性質に及ぼす,結晶粒径と切欠きの影響について調査した。線径0.98mm316Lワイヤを熱処理して,横断面内に15個以上の結晶粒が存在する多結晶粒試料と2~5個の結晶粒のオリゴ結晶試料を作製し,切欠きの先端径,幅を変えた切欠きを形成して,引張り試験,破面観察,破断部近傍の結晶方位を測定した。結晶粒の大きなオリゴ結晶は,多結晶試料に比べて引張り強度,伸びが約30%低く,破面は平滑で脆性的である。切欠き係数と引張り強度および伸びの関係から,切欠き材の伸びには結晶粒径の影響は少ないが.引張り強度は断面内の結晶粒数が6~7個に多結晶とオリゴ結晶の境界が見られた。オリゴ結晶破断面の切欠き先端の結晶粒方位差はより不均一である。

シソーラス用語： *鋼線 ,  電子顕微鏡 ,  切欠き ,  *多結晶 ,  *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  オーステナイト鋼 ,  引張試験 ,  マイクロマシン ,  結晶粒径 ,  破面検査 ,  結晶粒 ,  引張強さ ,  伸び率 ,  破面 ,  結晶方位 ,  熱処理 ,  ステント
準シソーラス用語： *316L ,  REM ,  冠状動脈ステント

分類 (1件)： 機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 切欠き ,  多結晶 ,  結晶 ,  316L ,  ワイヤ ,  引張試験