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J-GLOBAL ID:201702251111771107   整理番号:17A1261916

グラフェンを可能にしたテラヘルツ帯域通信のための次元エンドツーエンドモデリングと解析【Powered by NICT】

Three-Dimensional End-to-End Modeling and Analysis for Graphene-Enabled Terahertz Band Communications
著者 (2件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 5626-5634  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0244A  ISSN: 0018-9545  CODEN: ITVTAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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超高速無線リンクのための増大する要求を満足させるために重要な技術として想定されるテラヘルツ(0.1-10 THz)バンド通信。本論文では,THz帯における三次元エンド・ツー・エンド・モデルは,グラフェンベース反射アレイアンテナ応答と三次元多経路伝搬現象を含む開発した。特に,グラフェンベース反射アレイアンテナのアーキテクチャを研究し,三次元放射パターンをモデル化した。さらに,レイトレーシング法に基づく三次元THzチャネルモデルは,見通し内(LoS),反射,散乱経路の重ね合わせとして開発した。開発したエンドツーエンドモデルを用いて,3Dチャネル特性に関する詳細な解析を行った。特に,グラフェンベース反射アレイアンテナの主ビームでの利得は18dBであり,標高および方位角面における3dBビーム幅は7°と10°であった。反射アレイの使用は1.23~0.099ns遅延広がりの減少をもたらし,これは,得られたコヒーレンス帯域幅は2GHzに達することを示唆した。仰角面における根平均二乗(rms)角度広がりが0.12°以下であり,これはビームフォーミング無しのものの十分の1である。さらに,THz周波数での広帯域チャネル容量を特性化し,これは大きな送信電力,低動作周波数,より大きな帯域幅,およびより高いビーム形成利得を向上させることができる。最後に,反射アレイアンテナにより可能となったビーム成形利得は厳密なビームアラインメントのコストで損なわれると,偏差は11°より小さいことが必要である。提供された解析とチャネルの物理パラメータは,基礎をレイアウトし,THz帯における信頼性の高い効率的な超高速無線通信を実現するために特に有用である。Copyright 2017 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
移動通信  ,  アンテナ 

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