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J-GLOBAL ID:201702251150142660   整理番号:17A1457386

新規室温磁化率計を用いた肝細胞鉄の高感度及び非侵襲的評価【Powered by NICT】

Sensitive and non-invasive assessment of hepatocellular iron using a novel room-temperature susceptometer
著者 (12件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 535-542  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0278C  ISSN: 0168-8278  CODEN: JOHEEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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生存と発癌の独立した因子である肝臓鉄は種々の慢性肝疾患に蓄積する。肝臓鉄濃度(LIC)を非侵襲的に評価する新規な室温磁化率計(RTS)を試験した。鉄過負荷または肝疾患の徴候のない二百六十四名の患者を前向きに登録した。三十五人の患者は半定量的鉄(プルシアンブルー染色),原子吸光分光法(AAS, n=33),または磁気共鳴画像法(MRI, n=15)で肝生検を施行した。in vitro研究は,RTS信号と鉄濃度の間で高度に線形(r~2=0.998)関係を示し,検出限界は0.3mMであった。最適化アルゴリズムを用いて,皮膚への肝被膜距離を考慮した有効な測定は,84%の症例で得ることができた。LIC RTSはLIC AAS(r=0.74, p<0.001),LIC MRI(r=0.64, p<0.001)と肝細胞鉄(r=0.58, p<0.01)ではなく,マクロファージ鉄(r=0.32, p=0.30)と有意な相関を示した。正常LIC RTSは1.4mg/g乾燥重量であった。遺伝性および輸血後鉄過剰症に加えて,LIC RTSはアルコール性肝疾患患者で有意に上昇した。グレード1 2及び3肝細胞鉄過負荷のための受信者動作特性曲線(AUROC)下面積は,それぞれ,0.72,0.89と0.97であった2.0と4.0と5.0mg/g乾燥重量のカットオフ値であった。注目すべきことに,正と負の予想値,重症肝鉄過剰負荷(HIO)(グレード≧2)検出の感度,特異性及び精度,AASに等しく,全血清鉄マーカーより優れていた。肝臓鉄の枯渇は瀉血療法に効果的に追跡することができた。RTSはLICの迅速かつ非侵襲的測定を可能にした。MRIとの比較では,LICスクリーニングのための費用対効果に優れたベッドサイド方法であるかもしれない。Layの要約:新しい室温磁化率計(RTS)は肝臓鉄濃度の迅速,高感度,非侵襲的測定を可能にした。MRIと比較して,肝臓の鉄濃度スクリーニングのための費用対効果に優れたベッドサイド方法であるかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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消化器の診断 

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