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J-GLOBAL ID：201702251211701010   整理番号：17A0658295

鱗片状窒化ホウ素の配向が静電吸着法で作製したポリメタクリル酸メチル/窒化ホウ素コンポジット電気絶縁材料の電気特性および熱的特性に与える影響

著者 (7件)： 村上義信 (豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系) ,  宇瀬尚平 (豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系) ,  山口修平 (豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系) ,  川島朋裕 (豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系) ,  武藤浩行 (豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系) ,  穂積直裕 (豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系) ,  長尾雅行 (豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系)
資料名： 電気学会論文誌 A  (IEEJ Transactions on Fundamentals and Materials)
巻： 137  号： 4  ページ： 202-207(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： S0808A  ISSN： 0385-4205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高熱伝導性および許容範囲の絶縁破壊の強さを有する放熱性コンポジット絶縁材料を開発するため,鱗片状窒化ホウ素(h-BN)の配向が静電吸着法で作製したポリメタクリル酸メチル(PMMA)/h-BNコンポジット絶縁材料の電気特性と熱的特性に及ぼす影響を調べた。その結果,h-BNの鱗片面を試料の厚さ方向に対して平行に配向させた試料の絶縁破壊の強さは,垂直に配向させた試料のそれよりも低下するものの,熱伝導率は飛躍的に増加することが分かった。また,h-BNの鱗片を試料の厚さ方向に対して平行に配向させた試料において,PMMA粒径の増加に伴って絶縁破壊の強さは増加傾向を示し,熱伝導率は低下傾向を示すことが分かった。

シソーラス用語： 複合材料 ,  熱特性 ,  *熱放射率 ,  *熱伝導率 ,  *絶縁耐力 ,  *絶縁材料 ,  *窒化ホウ素 ,  配置設計 ,  *ポリメタクリル酸メチル ,  電気特性 ,  粒度依存性 ,  *絶縁体
準シソーラス用語： 静電吸着

著者キーワード (12件)： 静電吸着法 ,  PMMA ,  BN ,  コンポジット ,  絶縁破壊 ,  熱伝導率 ,  electrostatic adsorption method ,  PMMA ,  BN ,  composite ,  electric breakdown ,  thermal conductivity

分類 (1件)： 絶縁材料  (NA04030W)

引用文献 (19件)：

• (1) 竹澤吉高:高熱伝導性コンポジット材料, pp. 1-2, シーエムシー出版 (2011)
• (2) T. Ozaki, K. Imai, and T. Shimizu : “Functional Insulating Materials Using Nanoparticle Dispersion Technique”, TOSHIBA REVIEW, Vol. 59, No. 7, p. 48 (2004) (in Japanese)
• 尾崎多文:「ナノ分散による高機能絶縁材料」, 東芝レビュー, Vol. 59, No. 7, p. 48 (2004)
• (3) T. Takezawa : “The high thermal conductive epoxy resin composite by nano higher-order structure control”, THE MICROMERITICS, No. 55c (2012) (in Japanese)
• 竹澤吉高:「ナノ高次構造制御による高熱伝導エポキシ樹脂コンポジット」, THE MICROMERITICS, No. 55, pp. 32-37 (2012)

タイトルに関連する用語 (10件)： 鱗片 ,  窒化ホウ素 ,  配向 ,  静電吸着 ,  作製 ,  ポリメタクリル酸メチル ,  コンポジット ,  電気絶縁材料 ,  電気特性 ,  熱的特性