文献
J-GLOBAL ID:201702251223768249   整理番号:17A0618405

ダイズ:ダイズのJ座位の天然の多様性が熱帯への適応を改善して収量を増加させる

Natural variation at the soybean J locus improves adaptation to the tropics and enhances yield
著者 (34件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 773-779  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ダイズは温帯地域原産の重要なマメ科作物であり,その緯度適応に重要な要因は,光周期応答性である。温帯地域の品種を低緯度地域に持ち込むと,成熟が早まり,穀物収量が極端に低下する。長期幼形(long-juvenile:LJ)形質を導入すると,栄養期が延長して短日条件での収量が改善され,熱帯地域での栽培の拡大が可能となる。本論文では,LJ形質をもたらす主要な古典的座位Jのクローニングおよび特性評価を行ったことを報告する。Jは,シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)のEARLY FLOWERING3(ELF3)のオルソログであることが分かった。Jは,マメ科植物特異的な開花リプレッサーE1に遺伝学的に依存し,Jタンパク質は,E1のプロモーターと物理的に結合してその転写を抑制することにより,2つの重要なFLOWERING LOCUS T(FT)遺伝子の抑制を解除して,短日下での開花を促進する。今回の知見は,ダイズの開花期制御における重要な新要素を明らかにし,ダイズの熱帯地域への適応に関する新たな洞察をもたらした。Copyright Nature Japan KK 2017
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生,成長,分化  ,  遺伝子操作  ,  植物に対する影響  ,  作物の品種改良 

前のページに戻る