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J-GLOBAL ID:201702251243629334   整理番号:17A0937626

制御されたドキソルビシン放出への応用のためのPDEAEMAベースpH応答性混合ミセルの作製【Powered by NICT】

Fabrication of PDEAEMA-based pH-responsive mixed micelles for application in controlled doxorubicin release
著者 (9件):
資料名:
巻:号: 44  ページ: 27564-27573  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ジブロック共重合体ポリ(エチレングリコール)メチルエーテル-b-ポリ(N,N-ジエチルアミノエチルメタクリル酸)(MPEG PDEAEMA)とポリ(エチレングリコール)メチルエーテルbポリカプロラクトン(MPEG PCL)の共ミセル化は単一高分子の複雑な合成段階を回避し,薬物負荷含量としてのポリマのpH応答性薬物放出性能を向上させるために実施した。MPEG PDEAEMAとMPEG-PCLの分子量と分子構造を,ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)及び~1H NMRで測定し,確認した。1:3に設定MPEG-PCLとMPEG PDEAEMAの質量比を用いて,MIX1(MPEG PCL_40とMPEG PDEAEMA_20),MIX2(MPEG PCL_60とMPEG PDEAEMA_35),MIX3(MPEG PCL_80とMPEG PDEAEMA_50),全三混合ミセルは良好な安定性とそれらの臨界ミセル濃度(CMC),粒径,ゼータ電位に従って優れたpH応答性能を示した。ミセルのドキソルビシン(DOX)負荷量(LC),封入効率(EE)は26.79%と63.19%(MIX1),22.81%及び59.03%(MIX2),および21.46%と54.65%(MIX3)であった。PDEAEMA/PCL含有量が増加するにつれて,薬物負荷含有量は減少し,それはさらに散逸粒子動力学(DPD)シミュレーションにより確認した。結果は本研究で開発した混合ミセルは,ポリマの薬物負荷容量の改善にいくつかの利点を持つかもしれないことを示した。薬物放出プロファイルは,混合ミセルがDOXの制御放出のための優れた能力を有しており,ドラッグデリバリーにおけるミセル系の応用,特にpH標的腫瘍治療の分野での大きな可能性を示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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共重合  ,  分子化合物 
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