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J-GLOBAL ID：201702251254743743   整理番号：17A1606882

コールドスプレーTi6Al4V被覆のミクロ組織および機械的特性に及ぼす横方向走査速度の影響

Effects of Traverse Scanning Speed of Spray Nozzle on the Microstructure and Mechanical Properties of Cold-Sprayed Ti6Al4V Coatings

著者 (8件)： TAN Adrian Wei-Yee (Nanyang Technological Univ., Singapore, SGP) ,  SUN Wen (Nanyang Technological Univ., Singapore, SGP) ,  PHANG Yun Peng (Nanyang Technological Univ., Singapore, SGP) ,  DAI Minghui (Nanyang Technological Univ., Singapore, SGP) ,  MARINESCU Iulian (Nanyang Technological Univ., Singapore, SGP) ,  MARINESCU Iulian (Rolls-Royce Singapore Pte Ltd, Singapore, SGP) ,  DONG Zhili (Nanyang Technological Univ., Singapore, SGP) ,  LIU Erjia (Nanyang Technological Univ., Singapore, SGP)
資料名： Journal of Thermal Spray Technology  (Journal of Thermal Spray Technology)
巻： 26  号： 7  ページ： 1484-1497  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： W0482A  ISSN： 1059-9630  CODEN： JTTEE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チタン合金,特にTi6Al4V合金は航空機用材料として多用されている。しかし,使用中に摩耗損傷を受けやすいため,その補修にコールドスプレー法が採用され始めている。補修した被膜の特性はガス圧,温度,粒子特性など多くの因子の影響を受ける。例えば,厚さを確保しようとすると横方向の走査速度が遅くなり,被膜の焼鈍効果が高くなるという問題が生じる。ここでは,走査速度を100~500mm/sに変化させてこの問題を総合的に調査した。走査速度を下げると気孔率は3.2~0.5%に低下し,析出硬化によって硬さはHV361から385に硬化した。しかし,付着強度は60MPaから2.5MPaに低下することが分かった。付着強度を確保するためには横方向走査速度の下限値を設定する必要がある。

シソーラス用語： *コールドスプレー ,  *Ti-6Al-4V合金 ,  被覆層 ,  横方向 ,  *加工速度 ,  修理 ,  速度依存性 ,  空隙率 ,  析出硬化 ,  加熱温度 ,  微小硬さ ,  付着強さ ,  下限 ,  蓄熱 ,  基板 ,  表面性状
準シソーラス用語： 走査速度

分類 (1件)： 溶射  (WC08030N)

タイトルに関連する用語 (5件)： コール ,  ミクロ組織 ,  機械的特性 ,  横方向 ,  走査速度