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J-GLOBAL ID：201702251292007708   整理番号：17A1009858

高温における水銀除去のための吸着材の特性と性能

Characteristics and Properties of Absorption Materials for Mercury Removal at High Temperature

著者 (2件)： CHENG Han-Wen (Inst. of Nuclear Energy Res., Longtan, TWN) ,  YU Ching-Tsung (Inst. of Nuclear Energy Res., Longtan, TWN)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 730  ページ： 185-189  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 過去10年間,環境中の水銀汚染は世界的に増加傾向にあり,これらの汚染物質は食物連鎖により生物体内に蓄積している。石炭火力発電は,人為的な水銀放出の主要な発生源と考えられる。水銀は石炭中に様々な形態で存在するが,原子状の水銀(Hg⁰)は,比較的除去が困難である。広範囲の溶媒が水銀除去用に提案されているが,遷移金属の酸化物は,Hg⁰の酸化に触媒的に作用して水銀を吸着する。本報では3種類の金属/アルミニウム炭酸塩による吸着材を共沈殿法により作製し,200-300°Cでの水銀除去性能を調べた。この結果,Cu-Al,Fe-Al,Mn-Alの吸着相当量は,それぞれ256.6,253.3,247.0μg/gとなり,遷移金属による水銀除去効果が確認できた。また,水銀除去効率は,温度上昇とともに向上することが示された。

シソーラス用語： *重金属汚染 ,  汚染防止 ,  *水銀 ,  *吸着剤 ,  *酸化第二銅 ,  *酸化マンガン ,  *アルミニウム化合物 ,  *炭酸塩 ,  *酸化鉄 ,  *効率 ,  温度依存性
準シソーラス用語： *酸化第二鉄 ,  *除去効率 ,  *水銀汚染 ,  水銀除去 ,  *炭酸アルミニウム

分類 (1件)： 水銀とその化合物  (SB05023Z)

タイトルに関連する用語 (2件)： 水銀除去 ,  吸着材