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J-GLOBAL ID：201702251323749446   整理番号：17A1378563

インターロイキン-6,C/EBP-βとPPAR-γ発現はマウスにおける筋肉内脂肪肉腫成長と相関する:自発的身体活動レベルの影響【Powered by NICT】

Interleukin-6, C/EBP-β and PPAR-γ expression correlates with intramuscular liposarcoma growth in mice: The impact of voluntary physical activity levels

著者 (5件)： Assi Mohamad (EA1274 Laboratory “Movement, Sport and Health Sciences” M2S, University of Rennes 2-ENS Rennes, 35170 Bruz, France) ,  Kenawi Moussa (EA1274 Laboratory “Movement, Sport and Health Sciences” M2S, University of Rennes 2-ENS Rennes, 35170 Bruz, France) ,  Ropars Mickaeel (EA1274 Laboratory “Movement, Sport and Health Sciences” M2S, University of Rennes 2-ENS Rennes, 35170 Bruz, France) ,  Ropars Mickaeel (Orthopedic and Trauma Surgery Unit-HUGORTHO Pontchaillou University Hospital, 35033 Rennes, France) ,  Rebillard Amelie (EA1274 Laboratory “Movement, Sport and Health Sciences” M2S, University of Rennes 2-ENS Rennes, 35170 Bruz, France)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 490  号： 3  ページ： 1026-1032  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： IL-6は成長を促進し,抗癌療法に対する耐性を増加させるための癌で過剰発現軸サイトカインである。IL-6標的治療の適用はまだ限られているので,代替非攻撃とアジュバントアプローチのような身体活動(PA)は,逆IL-6効果に有用である可能性がある。脂肪肉腫(LS)病態生理へのさらなる洞察を得るために著者らは,IL-6とLS成長の間の潜在的な分子的関連を検討し,筋肉内LSの同所性モデルにおけるこのような機構に及ぼすPAの影響を調べた。活性ヌードマウスはヒトSW872細胞もしくは賦形剤の筋肉内投与を受けている,それぞれ活性ホイールへの開放またはアクセスが制限された自発的活性または不活性マウスに無作為化した。LS担癌マウスは対照と比較してIL-6循環における~6倍の増加を示し,肝薬物代謝酵素発現の付随的減少を伴うことを見出した。循環IL-6濃度は正の腫瘍内IL-6発現(r=0.85, P<0.01)と相関していた。興味深いことに,腫瘍内IL-6,C/EBPα/βおよびPPAR-γ発現について記述するとともに,大きな腫瘍塊とオートファジーマーカー,特にGABARAPL-1と相関していた。興味深いことに,著者らは,腫瘍注入後の自発的PAを維持するIL-6のレベルが,強化された腫瘍成長,誘導される体重損失を減少させず,肺転移を発症のリスクを増加することを見出した。著者らの所見は,(1)IL-6,C/EBP-βとPPAR-γは,脱分化したLSの成長を促進する点で潜在的な役割を発揮し,(2)PAはこれらの因子を妨害機構的にできなかったが,他の独立した機構を介してLS成長を促進することを示唆した。ここで報告した前臨床データは診断を改善し,低リスク処理を設計するためにLS患者の分子分類に有用である可能性がある。循環IL-6は治療経過観察,おそらく外放射線学的LS再発の指標として役立つことができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ヒト ,  薬物代謝 ,  病態生理 ,  インターロイキン6 ,  再発 ,  体重減少 ,  筋肉内投与 ,  分子標的療法 ,  患者 ,  腫瘍 ,  ヌードマウス ,  *脂肪肉腫
準シソーラス用語： 肺転移 ,  担癌マウス ,  過剰発現 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： インターロイキン6 ,  Liposarcoma ,  C/EBPα/β ,  PPAR-γ ,  身体活動

分類 (3件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  基礎腫よう学一般  (GE02010R) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (10件)： インターロイキン-6 ,  EBP ,  PPAR-γ ,  発現 ,  マウス ,  筋肉内脂肪 ,  肉腫 ,  成長 ,  相関 ,  身体活動