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J-GLOBAL ID：201702251327181319   整理番号：17A0561995

分子作用様式を通じた癌における天然化合物混合物の有効性の理解

Understanding the Effectiveness of Natural Compound Mixtures in Cancer through Their Molecular Mode of Action

著者 (4件)： AUNG Thazin Nwe (Univ. Adelaide, South Australia, AUS) ,  QU Zhipeng (Univ. Adelaide, South Australia, AUS) ,  KORTSCHAK R. Daniel (Univ. Adelaide, South Australia, AUS) ,  ADELSON David L. (Univ. Adelaide, South Australia, AUS)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 18  号： 3  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 癌の管理のための多くのアプローチは,有害な反応,薬剤耐性,あるいは単一の抗癌剤の不十分な標的特異性のためにしばしば効果的でない。対照的に,個々の有効薬量での2つ以上の抗癌剤の適用による組合せアプローチは癌細胞に対する細胞毒性を押し上げる相乗効果を達成できる。癌において異常なアポトーシス経路は,殺されるべき細胞が遺伝的異常を伴いつつ生存することを可能にし,癌の進行に繋がる。癌進行を通じた癌治療の間に生ずるアポトーシス機構の変異は結果として化学抵抗性に繋がりうる。最小の受容可能な副作用を伴う,複数の特異的標的を持つと信じられている天然化合物混合物は,それらの細胞毒性および化学感作活性のため,今や多くの研究者に興味を持たれている。薬剤混合物内の相乗相互作用は,癌細胞における潜在的分子標的の探索を強化する。にも関わらず,天然産物からの偏った/欠点のある科学的証拠は,薬剤スクリーニングの間の擬陽性の治療上の利点を示唆しうる。本総説において筆者らは,それらの化合物と癌におけるそれらの相乗的な治療上の恩恵に関する証拠を議論するとき,これらの因子を考慮に入れる。これらの混合物の臨床上の有効性に関する証拠が限られている一方,in vitroデータはこれらの製剤が更なる研究に値することを示唆する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *化合物 ,  *混合物 ,  有効性 ,  *相乗作用 ,  治療法
準シソーラス用語： *天然化合物 ,  相乗効果 ,  *組み合わせ療法 ,  *癌治療法

分類 (2件)： 腫ようの実験的治療  (GE02040Y) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

タイトルに関連する用語 (6件)： 分子 ,  作用様式 ,  癌 ,  天然化合物 ,  混合物 ,  理解