文献
J-GLOBAL ID:201702251330162904   整理番号:17A1466713

原発性肝細胞癌を持つHBs抗原陽性患者におけるB型肝炎ウイルスDNAおよび抗原の検出【Powered by NICT】

Detection of HBV DNA and antigens in HBsAg-positive patients with primary hepatocellular carcinoma
著者 (6件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 415-423  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0064A  ISSN: 2210-7401  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
B型肝炎ウイルス(HBV)マーカーは,HBVデオキシリボ核酸(DNA)とHBV抗原を含んでいる。前者はHBV共有結合閉環状DNA(cccDNA)並びに全HBV DNAを含むが,後者はHBs抗原,HBc抗原,HBxを含んでいる。腫瘍および隣接する非腫瘍肝組織試料を28HBV関連H CC患者から採取した。肝内総HBV DNAとcccDNAをリアルタイムPCR Taqmanアッセイを用いて測定した。肝細胞におけるHBV抗原は免疫組織化学的染色を用いて検出した。異なる肝内HBV抗原発現パターンを伴うHCC患者における全HBV DNAまたはcccDNAの肝臓内レベルを比較し,血清HBV DNAと肝内HBV DNAの間の相関を解析した。肝内cccDNAレベルの有意差は,腫瘍および非腫瘍肝臓組織(中央値3.00対2.30logコピー/細胞,P=0.298)の間で観察されなかった。しかし,腫瘍組織は有意に高いレベルの全HBV DNA(中央値 0.60対 1.24logコピー/細胞,P=0.045)ではあるが有意に非腫瘍組織における対応する値よりもcccDNA(中央値0.25%vs.4%,P=0.023)の形で肝内HBV DNAのより低い比率を持っていた。また,HBV抗原レベルは非腫瘍組織よりも腫瘍組織で低かった。血清HBV DNAと肝内HBV DNAの間の相関の解析は腫瘍組織におけるウイルス状態は患者の検出血清HBV DNAは肝内ウイルス負荷を正確に反映できなかったHBV HCCにおけるより複雑であることを示した。HBV DNAは肝発癌に重要な役割を果たしている可能性があり,cccDNAは腫瘍組織内HBV DNAの支配的な形ではなかった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の疾患  ,  泌尿生殖器の臨床医学一般  ,  感染症・寄生虫症一般  ,  看護,看護サービス 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る