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J-GLOBAL ID:201702251407407825   整理番号:17A1046943

光電子応用のためのL-グリシンチオ尿素非線形光学単結晶の成長とキャラクタリゼーション

Growth and characterization of L-Glycine thiourea nonlinear optical single crystal for optoelectronic applications
著者 (2件):
資料名:
巻: 28  号: 15  ページ: 10893-10901  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: W0003A  ISSN: 0957-4522  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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緩慢な蒸発溶液成長技術(SEST)によって,L-グリシンチオ尿素単結晶を成長した。サイズが8×7×3mm3の単結晶が30日後に得られた。単位格子パラメータを単結晶X線回折(XRD)分析によって評価し,成長結晶は,空間群P212121に属する斜方晶系に属することを確認した。粉末XRDパターンで観察される強いピークは,化合物の良好な結晶性を示した。成長結晶の種々の官能基及びその振動相互作用をFourier変換赤外分析によって確認した。光学研究から,遮断低波長側は200nm未満であり,可視領域全体にわたって良好な透明性を持つことが分った。結晶モフォロジーから,成長結晶は亀裂といくつかの包有物を持つようであり,成長結晶の元素割合を元素分析によって確認した。L-グリシンチオ尿素結晶の評価した第2高調波発生(SHG)効率は,KDP結晶の0.6倍であることが分った。結晶は,正の屈折率(即ち,自己集束)を持ち,3次非線形光感受率(χ3)は,4.68×10-4esuと計算された。従って,L-グリシンチオ尿素結晶をフォトニクス,光電子及びSHGデバイス応用の有望な材料として開発できる。
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
非線形光学 

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