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J-GLOBAL ID:201702251428392883   整理番号:17A0591505

核酸検査ワークステーションにおける完全自動サーマルサイクラー

Full-Automated Thermal Cycler in Nucleic Acid Testing Workstation
著者 (5件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 568-572  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: W1351A  ISSN: 1533-4880  CODEN: JNNOAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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核酸検査(NAT)は,特異性が高く,高感度,および迅速な診断機能のために,血液スクリーニング,感染症診断および食品安全性モニタリングにおいて幅広く利用されている。1986年に,Mullisなどによってポリメラーゼ連鎖反応(PCR)が見い出され,核酸増幅のためにNATで一般的に使用された。同じ年に,ABI社は世界初の自動PCR装置TClを発売した。その後,様々な種類のPCR装置が設計され,市販されている。技術の進歩により,多くの市販の機器は優れた温度上昇速度を示し,一般的には2時間で分析を完了する。場合によっては,1時間で完了する。ハイスループットの全自動NATワークステーションでは,PCRシステムが適用される予定である。しかし,半自動化または標準的な制御インターフェースがないために,96ウェルPCRシステムを持つワークステーションは殆どない。ホットリッドは伝統的なサーマルサイクラーシステムの重要な部分である。市販されている殆どのPCR機器はホットリッドがあるが,PCR機器を全自動NATワークステーションに適用できないという重要なポイントである手動操作が必要である。上記の問題を考慮して,本論文では,伝統的な96ウェルPCRシステムに基づくNATワークステーションで使用される核酸増幅用の統合サーマルサイクラーの詳細について述べる。サーマルサイクラーはNATワークステーションの一部ではなく,PCまたはタッチスクリーン上のソフトウェアによって制御できる特性を備えた単一のPCRシステムとしても使用できる。特別なホットリッド構造と温度コントローラーにより,利用しやすいグラフィカル・ユーザー・インターフェイスを使用してPCR分析全体を完了することができる。本研究では,サーマルサイクラーの機能を実証するために,サーマルブロックと液体の温度特性を測定し,サーマルブロックから液体への実際の温度差が0.1°C以下であることを明らかにした。また,電気泳動図から,温度制御がより良いPCR有効性を達成できることが分かった。本論文に記述されているシステムは,従来のサーマルサイクラーと比較して安全性が高く,自動NATステーションへの組み込みが容易で,バイオメディカル技術の適用範囲が広い強力なデバイスである。
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分類 (1件):
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核酸一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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