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J-GLOBAL ID：201702251450577427   整理番号：17A1086689

葉上生息菌Mycotoxin Alternariolは,リポポリサッカライド誘発性炎症を抑制する

The Alternaria alternata Mycotoxin Alternariol Suppresses Lipopolysaccharide-Induced Inflammation

著者 (2件)： GROVER Shivani (Virginia Tech, VA, USA) ,  LAWRENCE Christopher B. (Virginia Tech, VA, USA)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 18  号： 7  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルテナリア属mycotoxins alternariol(AOH)およびアルテナリオールモノメチルエーテル(AME)は,遺伝毒性および細胞傷害性を有することが示されている。この研究において,ヒト気管支上皮細胞株(BEAS-2B)およびマウスマクロファージ細胞株(RAW264.7)における先天性免疫を調節するAOHおよびAMEの能力を調べた。これらの研究の間に,AOHおよびそれほどではないがAMEがリポ多糖(LPS)誘導性固有免疫応答を用量依存的に強力に抑制することがわかった。BEAS-2B細胞をAOHで処理すると,分離した成長パターンならびに細長いアームを含む形態変化が生じた。AOH/AME関連の免疫抑制および形態学的変化は,これらのマイコトキシンがG2/M期で細胞周期停止を引き起こす能力と関連していた。このモデルはまた,アリール炭化水素受容体(AhR)に関連する免疫抑制のAOH/AMEメカニズムを調べるためにも用いた。AhRはAOH/AMEの免疫抑制特性にとって重要であることは見出されなかったが,BEAS-2B細胞で観察された低レベルの細胞死に重要であるようであった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： Alternaria ,  *マイコトキシン ,  免疫抑制作用 ,  自然免疫 ,  RAW264.7細胞 ,  リポ多糖類 ,  停止 ,  上皮細胞 ,  培養細胞 ,  Ah受容体
準シソーラス用語： Alternaria alternata ,  細胞周期停止 ,  BEAS-2B細胞

分類 (3件)： 微生物の生化学  (EG03020N) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  生物学的機能  (EB02020R)

物質索引 (2件)： アルテルナリオール ,  アルテルナリオールモノメチルエーテル

タイトルに関連する用語 (4件)： 生息 ,  菌 ,  リポポリサッカライド ,  炎症