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J-GLOBAL ID：201702251474635266   整理番号：17A0763131

非熱的ヘリウム大気圧プラズマジェット処理を利用した多孔性ナノ材料の表面活性化への新アプローチ

A new approach to surface activation of porous nanomaterials using non-thermal helium atmospheric pressure plasma jet treatment

著者 (5件)： Duriyasart Farkfun (School of Environmental Science and Engineering, Kochi University of Technology, 185 Miyanokuchi, Tosayamada, Kochi 782-8502, Japan. [e-mail] [e-mail]) ,  Ohtani Masataka ,  Oh Jun-Seok ,  Hatta Akimitsu ,  Kobiro Kazuya
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 53  号： 50  ページ： 6704-6707  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非熱的ヘリウム大気圧プラズマジェット処理を,多孔性TiO₂ナノ粒子集合体の表面活性化に適用した。プラズマ放電の動作距離,ヘリウムガス流速,処理時間のような処理条件を最適化し,集合体表面から汚染物を効果的に除去した。レーザー脱離/イオン化飛行時間質量分析(LDI-TOF MS)を適用し,集合体表面上の痕跡量の汚染物を検出することができた。走査電子顕微鏡(SEM)と透過電子顕微鏡(TEM)観察により,ナノ粒子集合体は,プラズマジェット処理後も,もとの完全な球状構造およびその超微細凹凸ナノ表面を維持することがわかった。N₂吸着/脱着およびX線回折(XRD)測定により,BET比表面積および結晶構造はそれぞれ大きく変化しないことがわかった。プラズマジェット処理TiO₂ナノ粒子集合体は,未処理のTiO₂と比較して,UV照射下でのメチレンブルーの分解については反応速度定数が3.8倍改善し,光電流は2倍増強した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *多孔質体 ,  *酸化チタン ,  プラズマジェット ,  放電 ,  レーザ脱離質量分析 ,  飛行時間法 ,  電子顕微鏡観察 ,  吸着 ,  X線回折 ,  ナノ粒子 ,  紫外線照射 ,  反応速度定数 ,  光分解 ,  *光電流 ,  *活性化 ,  *光触媒反応 ,  *プラズマ処理 ,  *光触媒 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  スルホニウム ,  硫黄複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第三アミン
準シソーラス用語： 大気圧プラズマジェット ,  プラズマ放電 ,  *表面活性化

分類 (3件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  その他の触媒  (CB06123Z) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

物質索引 (1件)： メチレンブルー

タイトルに関連する用語 (5件)： ヘリウム ,  大気圧プラズマジェット ,  多孔性 ,  ナノ材料 ,  表面活性化