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J-GLOBAL ID：201702251678244347   整理番号：17A0984402

スパッタリングMn-Cu被覆フェライト系ステンレス鋼の初期酸化挙動

Initial Oxidation Behavior of Ferritic Stainless Steel with Sputtered Mn-Cu Coating

著者 (5件)： GENG Shujiang (Northeastern Univ., Shenyang, CHN) ,  GENG Shujiang (Inst. Metal Res., Chinese Acad. Sci., Shenyang, CHN) ,  ZHAO Qingqing (Northeastern Univ., Shenyang, CHN) ,  WANG Hechang (Northeastern Univ., Shenyang, CHN) ,  WANG Fuhui (Inst. Metal Res., Chinese Acad. Sci., Shenyang, CHN)
資料名： Oxidation of Metals  (Oxidation of Metals)
巻： 88  号： 1-2  ページ： 203-210  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： E0165C  ISSN： 0030-770X  CODEN： OXMEAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 固体酸化物燃料電池(SFOC)のインターコネクト材として使用されるフェライト系ステンレス鋼SUS430の耐酸化性の向上を目的に,スパッタリングによるMn-Cuコーティングを形成し,空気中,800°Cでの初期酸化を調査した。2~10minの加熱でMnが優先的に酸化された。表面スケールは主にMnO内層とMn₃O₄外層で構成され,少量のFeが存在した。10min後には,スケール外面にCuOが観察された。さらに酸化が進み,20~300min後に形成されたスケールは2~10min酸化のスケールとは異なり,CuOの最上層,Feを含む(Mn,Cu)₃O₄スピネルの中間層,Crリッチ酸化物の内層の3層で構成されていた。さらに酸化時間の増加に伴い,最上層のCuOは最初厚くなり,その後薄くなった。これらの酸化物が形成された場合にも,電気伝導率はSFOCのインターコネクト材としての要求を満たすと考えられる。

シソーラス用語： スパッタ蒸着 ,  *マンガン合金 ,  銅含有合金 ,  *ステンレス鋼 ,  フェライト鋼 ,  固体酸化物燃料電池 ,  *電気材料 ,  耐酸化性 ,  高温酸化 ,  初期 ,  空気 ,  加熱温度 ,  スケール ,  酸化膜 ,  酸化マンガン ,  多層構造 ,  酸化銅 ,  マンガン酸塩 ,  保持時間 ,  銅化合物 ,  スピネル ,  酸化クロム ,  時間依存性 ,  電気伝導率 ,  *被覆層
準シソーラス用語： SUS430 ,  *インターコネクト材

分類 (1件)： 燃料電池  (YB04040V)

タイトルに関連する用語 (6件)： スパッタリング ,  Mn ,  Cu ,  フェライト系ステンレス鋼 ,  初期 ,  酸化挙動