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J-GLOBAL ID:201702251684739453   整理番号:17A0970534

骨肉腫細胞における増強された抗腫瘍効果のための葉酸標識した二酸化チタンナノ粒子【Powered by NICT】

Folic acid-tagged titanium dioxide nanoparticles for enhanced anticancer effect in osteosarcoma cells
著者 (3件):
資料名:
巻: 76  ページ: 1181-1187  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0574A  ISSN: 0928-4931  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,葉酸表面修飾した二酸化チタンナノ粒子(FA TiNP)はヒト骨肉腫を治療するための通常の化学療法剤の適切な代替法として調製した。TiNPの粒径は球状形態を有するナノ粒子(NP)表面上のポリマー集合後に著明な増加した。FA TiNPは裸TiNPのそれと比較して骨肉腫癌細胞における優れた抗癌効果を示した。理由は,癌細胞で過剰発現した葉酸受容体とFAとの特異的相互作用による可能性がある。特に,FA TiNP処理細胞はクロマチン凝縮,細胞収縮と膜ブレブ形成を示した。FA TiNPはTiNPの~16%のみと比較してアポトーシスチャンバー(初期及び後期)における細胞のほぼ38%と有意に高い癌細胞アポトーシスを示した。FA TiNP処理群のためのアネキシンV陽性細胞のより高い割合は,主にTiO2のより高い細胞内取込に起因した。重要なことは,FA TiNPはG0集団を増加させ約25%優れた抗癌効果を示した。結果は,FA TiNPはより高い細胞アポトーシスと高いサブG0細胞集団をもたらしたより大きな活性酸素種(ROS)生成を誘導することを明確に示した。FA TiNPは切断されたカスパーゼ-3とPARPの発現の著しい増加とチトクロームC(CytC)の顕著に高い発現を示した。全体として,結果は,特異的な標的化部分を有するTiNPの表面改質は,癌疾患の成功した治療の機会を高めることができることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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