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J-GLOBAL ID:201702251698971247   整理番号:17A1622201

重度外傷性脳損傷の血清リポカリン 2濃度と死亡率【Powered by NICT】

Serum lipocalin-2 concentrations and mortality of severe traumatic brain injury
著者 (8件):
資料名:
巻: 474  ページ: 130-135  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0758A  ISSN: 0009-8981  CODEN: CCATAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リポカリン-2は急性脳損傷に関連している。頭部外傷における血清リポカリン-2の予後的価値を評価した。血液試料は重度外傷性脳損傷を有する115人の対照と115人の患者から集めた。外傷重症度はベースライン時Glasgow昏睡スケール(GCS)スコアにより評価した。三十日死亡率および全生存時間を記録した。対照と比較して,血清リポカリン-2濃度は患者で有意に増加した。リポカリン-2濃度を独立にGCSスコア(t= 7.271, P<0.001)と血清C反応性蛋白質濃度(t=4.325, P<0.001)と関連していた。30日死亡率に対する受信者動作特性曲線の下で,感度と特異性は591ng/mlのカットオフ値でリポカリン 2濃度のそれぞれ85.7%と63.2%であった。さらに,リポカリン 2濃度[AUC,0.825;95%信頼区間(95% CI),0.743 0.889]の曲線下面積(AUC)は,GCSスコア(AUC,0.869; 95% CI,0.793 0.925; P=0.413)と同等であった。さらに,血清リポカリン-2濃度>591ng/mlは30日死亡率(オッズ比4.360;95%CI1.908 12.430)と全生存率(ハザード比3.820;95%CI1.935 10.500)の独立した予測因子として出現した。入院時のリポカリン 2の強化された血清濃度は,外傷重症度と神経炎症と関連していると同様に頭部外傷後の死亡率の予測因子である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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循環系の疾患 
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