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J-GLOBAL ID:201702251784879425   整理番号:17A0568224

β2-AR欠損は不安様行動とコカインの報酬特性を増加させる

Lack of β2-AR Increases Anxiety-Like Behaviors and Rewarding Properties of Cocaine
著者 (7件):
資料名:
巻: 2017  号: Mar  ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7035A  ISSN: 1662-5153  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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βアドレナリン受容体(β-AR)が感情覚醒とストレスのある出来事において重要な役割を果たすことが良く知られているが,精神障害に対するβ2-ARサブタイプの特定の関与はほとんど知られていない。β2-ARが不安様行動と報酬常習性薬物に関係するのかどうかを調べる目的で,β2-ARノックアウト(KO)マウスで一連の動テストを行った。β2-AR KOマウスが,明暗ボックステストでは暗いコンパートメントを好み,上昇十字迷路では閉鎖アームを好み,そしてβ2-AR欠損が不安または生来の恐怖を上昇させることが示された。β2-AR KOマウスは尾懸垂試験(TST)での低下した不動状態も示し,このことはβ2-AR欠損がうつ様行動を抑制することを提示する。興味深いことに,β2-AR消失は基本運動を変化させなかったが,急性コカイン投与により誘発された運動行動を増加させた。β2-AR KOマウスはコカインに対する強化された場所選好性を示し,これはβ1選択的AR阻害剤であるベタキソロールにより抑制された。同様にβ2-ARアゴニストは,コカイン条件付け場所選好性(CPP)を抑制した。これらのデータは,β2-AR欠損がコカインに対する急性応答と報酬性を増強することを示した。著者らの結果は,β2-ARが不安レベル,うつ様行動,およびコカイン快楽特性を制御することを提示し,これはβ2-ARが感情障害とコカイン中毒治療のための有効なターゲットであることを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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個生態学  ,  動物に対する影響  ,  中毒一般  ,  細胞膜の受容体 
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タイトルに関連する用語 (5件):
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