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J-GLOBAL ID：201702251800033789   整理番号：17A0983264

ミクロスフェア担持生体膜システムの相組成制御

Phase Composition Control in Microsphere-Supported Biomembrane Systems

著者 (4件)： FRIED Eric S. (City Coll. of the City Univ. New York, New York, USA) ,  LI Yue-Ming (Memorial Sloan-Kettering Cancer Center, New York, USA) ,  LI Yue-Ming (Weill Graduate School of Medical Sci. of Cornell Univ., New York, USA) ,  GILCHRIST M. Lane (City Coll. of the City Univ. New York, New York, USA)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 33  号： 12  ページ： 3028-3039  発行年： 2017年03月28日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一体化α-ヘリックスペプチド(K3A4L2A7L2A3K-Lys(FITC)-OH)を持つミクロスフェア担持生体膜プロテオリポビーズ(PLB)を用いて,DOPC(1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン)/DPPC(1,2-ジパルミトイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン)/コレステロール相分離膜中のペプチドとタンパク質分配のモデル化を行った。蛍光標識無秩序相(L_d)と非標識秩序相(L_o)脂質ミクロドメインとの間のFITC標識α-ヘリックスペプチドの分配をスペクトルイメージングを用いて評価した。その結果,見掛けのペプチド分配係数が0.89±0.06と求まり,L_o相でペプチドがわずかに多いことがわかった。FRAP(光褪色後蛍光回復法)を用いて,L_dおよびL₀相におけるペプチド移動度をそれぞれ0.036±0.005および0.014±0.003μm²s^-1と決定した。

シソーラス用語： *生体膜 ,  *ミクロスフェア ,  *ペプチド ,  *タンパク質 ,  細胞膜 ,  *分配係数 ,  蛍光分析 ,  分子運動 ,  相分離 ,  蛍光標識 ,  ヘリックス構造 ,  脂肪酸 ,  レシチン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジグリセリド ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  無機酸エステル ,  第四アンモニウム ,  アミノアルコール ,  ステロール ,  脂環式アルコール
準シソーラス用語： FRAP【蛍光分析】 ,  分子移動度 ,  膜ミクロドメイン

分類 (1件)： 生体膜一般  (EF04010G)

物質索引 (3件)： DPPC ,  DOPC ,  コレステロール

タイトルに関連する用語 (4件)： ミクロスフェア ,  担持 ,  生体膜 ,  相組成