文献
J-GLOBAL ID:201702251811852310   整理番号:17A0575602

粘土/MnFe2O4複合材料への塩基性染料の吸着:吸着機構研究

Basic Dye Adsorption onto Clay/MnFe2O4 Composite: A Mechanistic Study
著者 (4件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 301-311  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: E0100A  ISSN: 1061-4303  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
急速な産業の成長は,有毒な化学物質による水域の汚染につながっており,汚染源の中で,繊維産業が排出する染料を含む排水が大きな原因になっている。このため,水域の汚染を防ぐために色素を除去する方策をとる必要がある。これまでに粘土鉱物を含む複合材料による吸着が検討され,特に,毒性が強く繊維産業以外でも使用されているクリスタルバイオレット(CV)の吸着に有望であることが分かっている。ここでは,複合材料の効率的な吸着性能の観点から,天然粘土,活性粘土及び粘土複合体を調製し,その吸着効率をCV色素吸着によって評価した。種々のプロセス変数を最適化し,異なる動力学および等温モデルを用いてデータをモデル化した。さらに,天然粘土,HCl活性化粘土およびMnFe2O4を含む粘土複合体へのCV吸着の性質を理解するために,熱力学研究を行った。吸着平衡は,より短い接触時間内に達成され,pH値8.0の条件は,天然粘土,HCI前処理粘土およびMnFe2O4/粘土複合体上のCVの吸着にとって有利であった。 Freundlich等温線モデルよりもLangmuir等温線モデルにより吸着挙動がより良く記述され,計算された吸着容量はMnFe2O4/粘土複合体について49.74mg/gであった。熱力学的パラメータは,CVの吸着が吸熱性で自然発生的であることを示した。擬二次動力学モデルはCV吸着を最もよく示し,CV色素吸着の有望な効率の観点から,MnFe2O4/粘土複合体は効率的な吸着剤であり,産業排水からの染料の吸着に使用することができた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の物理的処理  ,  染料  ,  吸着,イオン交換 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る