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J-GLOBAL ID：201702251848791317   整理番号：17A0581460

アルミニウム合金と冷間圧延鋼板から構成される摩擦撹拌接合材の基本特性

著者 (1件)： 森田辰郎 (京都工繊大 機械工学系)
資料名： 軽金属溶接  (Journal of Light Metal Welding)
巻： 55  号： 5  ページ： 184-188  発行年： 2017年05月16日 
JST資料番号： G0417A  ISSN： 0368-5306  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動車産業ではエネルギー効率の改善のため,製品の軽量化の取組みが進められている。そのため。過渡的にアルミニウム合金と従来材料である鉄鋼材料との併用が考えられる。一方,新たな固相接合である摩擦攪拌接合(FSW)は従来の溶接と比較し,高い接合強度が得られるなどの特徴を有する。そこで本稿では,著者らの研究成果を中心に,アルミニウム合金板材と冷間圧延鋼板をFSWにより接合した材料およびその再時効材について,接合部の性状,機械的性質,疲労強度および冷間加工性を概説した。まず,接合部の性状(FSWを用いたA6061-T6板材と冷間圧延鋼板SPCC-Dの突合せ継手溶接,接合部断面解析,硬度分布,元素分布)について述べ,次に,接合部の機械的性質(ヤング率,引張強さ,降伏強さ,伸び,破断箇所と破断モード解析など)と疲労強度(SN曲線,破面検査)について説明した。最後に,冷間加工性(曲げ試験後の巨視的様相,深絞り後の巨視的様相)について言及した。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  *冷延鋼板 ,  *摩擦撹拌溶接 ,  溶接継手 ,  突合せ溶接 ,  時効 ,  接合部 ,  硬度 ,  機械的性質 ,  Young率 ,  引張強さ ,  降伏強さ ,  伸び ,  破壊試験 ,  疲れ強さ ,  SN曲線 ,  破面検査 ,  *溶接性 ,  冷間加工 ,  曲げ試験 ,  深絞り加工 ,  A6061 ,  SPCC ,  元素分布 ,  *性質 ,  強度
準シソーラス用語： 硬度分布

分類 (3件)： 溶接技術  (WC07030G) ,  溶接性,溶接性試験  (WC07070Y) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (3件)： アルミニウム合金 ,  冷間圧延鋼板 ,  摩擦撹拌接合