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J-GLOBAL ID:201702251862137024   整理番号:17A0496253

抗血管新生能力を有する新規HIF-1阻害剤としてのN-(ベンゾフラン-5-イル)芳香族スルホンアミド誘導体の合成と評価

Synthesis and evaluation of N-(benzofuran-5-yl)aromaticsulfonamide derivatives as novel HIF-1 inhibitors that possess anti-angiogenic potential
著者 (19件):
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巻: 25  号:ページ: 1737-1746  発行年: 2017年03月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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腫瘍転移,血管新生および患者の予後不良における鍵となるメディエーターとしての低酸素誘導因子-1(HIF-1)は重要な癌の薬物標的と認識されている。新たな一連のN-(ベンゾフラン-5-イル)芳香族スルホンアミド誘導体を合成し,HIF-1阻害剤として評価した。これらの化合物のうち,3-メチル-5-((3,4-ジメトキシフェニル)スルホンアミド)ベンゾフラン-2-カルボン酸エチルは低酸素条件下でHIF-1αの発現を下方制御することにより,HIF-1に対して特異的阻害効果を示した。これはMCF-7細胞においてHIF-1転写活性(IC50=12.5±0.7μM)とVEGFの分泌(IC50=18.8μM)を阻害した。一方,これは非毒性濃度でHUVEC細胞の低酸素誘導性遊走も有意に抑制した。さらに,管形成アッセイでは,抗血管新生活性が実証された。最後に,in vivo研究からは,3-メチル-5-((3,4-ジメトキシフェニル)スルホンアミド)ベンゾフラン-2-カルボン酸エチルがCAMモデルにおいて血管新生を遅らせることができることが明らかになった。これらの知見は,HIF-1阻害剤としてのこの分類の化合物のHIF-1阻害効果および抗血管新生能力を裏付けた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (6件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
基礎腫よう学一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  酸素複素環化合物一般  ,  インデン  ,  薬物の構造活性相関  ,  薬物の合成 

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