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J-GLOBAL ID：201702251864052246   整理番号：17A1193917

膵島アミロイドポリペプチドに由来する四量体

A Tetramer Derived from Islet Amyloid Polypeptide

著者 (4件)： WANG Yilin (Univ. California, California, USA) ,  KREUTZER Adam G. (Univ. California, California, USA) ,  TRUEX Nicholas L. (Univ. California, California, USA) ,  NOWICK James S. (Univ. California, California, USA)
資料名： Journal of Organic Chemistry  (Journal of Organic Chemistry)
巻： 82  号： 15  ページ： 7905-7912  発行年： 2017年08月04日 
JST資料番号： C0328A  ISSN： 0022-3263  CODEN： JOCEAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フィブリルとオリゴマーを形成する膵島アミロイドポリペプチド(IAPP)の凝集は,タイプ2糖尿病の進行で重要である。本稿は,凝集して四量体を形成するIAPPの残基11-17に由来するペプチドのX線結晶学的および溶液状態NMR研究について述べた。大環状β-シートペプチドへのIAPPの残基11-17(RLANFLV)の組み込みは,自己集合してオリゴマーを形成しないモノマーペプチドをもたらした。Arg₁₁を無荷電イソステーレのシトルリンへ突然変異させると,結晶状態および水溶液の両方で,集合して四量体を形成するペプチドホモログを与えた。これら四量体は,疎水性相互作用を通して互いにサンドイッチする水素結合された二量体から成っていた。四量体はいくつかの特徴を,IAPPフィブリルに関して報告された構造と共有しており,IAPPから派生したペプチドのオリゴマー化での水素結合と疎水性相互作用の重要性を示していた。

シソーラス用語： *アミロイド ,  *ポリペプチド ,  四量体 ,  X線結晶学 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  シクロペプチド ,  β構造 ,  二次構造 ,  自己集合 ,  凝集 ,  *水素結合 ,  *疎水性相互作用 ,  *オリゴマ化 ,  突然変異体 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ウレア化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： βストランド ,  *膵島アミロイドポリペプチド

分類 (1件)： 動植物,微生物のその他の産生物質  (CF10090R)

物質索引 (1件)： シトルリン

タイトルに関連する用語 (2件)： 膵島アミロイドポリペプチド ,  四量体