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J-GLOBAL ID:201702251955038410   整理番号:17A0281372

簡易で工業的に適切なプロセスによりサイザル繊維から化学的に抽出したナノセルロース

Chemically extracted nanocellulose from sisal fibres by a simple and industrially relevant process
著者 (6件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 107-118  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: W1128A  ISSN: 0969-0239  CODEN: CELLE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新品種のアセチル化セルロースナノ繊維(CNF)を,化学的手法を使ってサイザル繊維から上手く抽出した。最初に,強アルカリ処理を行なって繊維を膨潤し,続いて残留リグニンを取り除くための漂白工程,最後にナノセルロース中の分子間水素結合の影響を減らすためのアセチル化工程から成っていた。本CNF抽出法は幾つかの優位性を有していた。化学処理後に産生した未精製パルプは48%の高収率で産生され,容易にろ過され精製できた。単離したアセチル化CNFパルプ(SMBA)は,ヒドロゲルを生成せずに50%含水量に濃縮できて,パルプ輸送費の潜在的な削減をもたらした。工程で用いた化学物質は通常のもので特に高価ではなかった。更に,これ等の化学物質を再生利用するのは,製紙工業で上手く確立された工程を通して可能であった。本プロセスは,アセチル化繊維を直接提供し,それは低エネルギー磁気撹拌によって容易に分散した。調製された分散液は,大きな凝集体も存在せずに,高透明度のCNF膜を調製できた。CNF膜の塗膜形成能を改善しようとして,アルカリ残渣をCNF膜中に導入した処,それは全体的な高い質量収率だけでなく平坦な膜にも通じており,それがCNF膜用の新しい接着剤としての残渣の可能性を示していた。更に,アルカリ残渣の包有物はUV透過度の著しい低下をもたらした。
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体のその他の性質  ,  不織布  ,  繊維改質  ,  各種パルプの製造  ,  繊維料作物 

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