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J-GLOBAL ID：201702251957417739   整理番号：17A1607659

クリッピング反応による[2]ロタキサンの形成における糸のドナー及びアクセプタ水素結合間の競合【Powered by NICT】

Competition between the donor and acceptor hydrogen bonds of the threads in the formation of [2]rotaxanes by clipping reaction

著者 (10件)： Martins Marcos A. P. (Nucleo de Quimica de Heterociclos (NUQUIMHE), Departamento de Quimica, Universidade Federal de Santa Maria, 97105-900 Santa Maria, RS, Brazil. [e-mail]) ,  Zimmer Georgia C. ,  Rodrigues Leticia V. ,  Orlando Tainara ,  Buriol Lilian ,  Alajarin Mateo ,  Berna Jose ,  Frizzo Clarissa P. ,  Bonacorso Helio G. ,  Zanatta Nilo
資料名： New Journal of Chemistry  (New Journal of Chemistry)
巻： 41  号： 22  ページ： 13303-13318  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0785A  ISSN： 1144-0546  CODEN： NJCHE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： テンプレートとして1,2-ビス(アミノカルボニル-(1′-tert-ブチル-1H-ピラゾール-[3′]5′-イル))-エタンを用いたベンジルアミド[2]ロタキサンの合成について報告した。これらテンプレートであるtert-ブチルピラゾールをベースにしたストッパを備え,ドナー(N H)とアクセプタ(C=O)水素結合基を持っている。[2]ロタキサンの合成をtert butylpyrazole栓に大きく依存していることが示されている。ストッパユニットとして1′,3′-二置換ピラゾール類と糸は[2]ロタキサンの合成のための優れたテンプレートであることが示されたが,ストッパユニットとして1′,5′-二置換ピラゾール類と糸が期待され[2]ロタキサンを得られなかった。合成した[2]ロタキサンの構造はNMR実験及びX線回折を用いて特性評価し,後者の大環状化合物は歪んだ椅子型立体配座をとることを示した。単離糸のX線構造と濃度依存性NMR実験の詳細な研究は,糸のピラゾール栓の置換パターンにロタキサン形成の依存性を説明すると思われる。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

タイトルに関連する用語 (7件)： クリッピング ,  ロタキサン ,  糸 ,  ドナー ,  アクセプタ ,  水素結合 ,  競合