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J-GLOBAL ID：201702251995001240   整理番号：17A0281332

イネ(Oryza sativa L.)における収量関連形質について多面発現性を有する新しい主要QTL,qHD5の微細マッピングと候補遺伝子解析

Fine mapping and candidate gene analysis of qHD5, a novel major QTL with pleiotropism for yield-related traits in rice (Oryza sativa L.)

著者 (9件)： SUN Bin (China National Rice Res. Inst., Hangzhou, CHN) ,  ZHAN Xiao-Deng (China National Rice Res. Inst., Hangzhou, CHN) ,  LIN Ze-Chuan (China National Rice Res. Inst., Hangzhou, CHN) ,  WU Wei-Xun (China National Rice Res. Inst., Hangzhou, CHN) ,  YU Ping (China National Rice Res. Inst., Hangzhou, CHN) ,  ZHANG Ying-Xin (China National Rice Res. Inst., Hangzhou, CHN) ,  SUN Lian-Ping (China National Rice Res. Inst., Hangzhou, CHN) ,  CAO Li-Yong (China National Rice Res. Inst., Hangzhou, CHN) ,  CHENG Shi-Hua (China National Rice Res. Inst., Hangzhou, CHN)
資料名： Theoretical and Applied Genetics  (Theoretical and Applied Genetics)
巻： 130  号： 1  ページ： 247-258  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： D0382B  ISSN： 0040-5752  CODEN： THAGA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 出穂期(HD)は,イネが多様な栽培地域に適応することを可能にする最も重要な形質のひとつである。本研究では,イネにおける主効果を持つ量的形質遺伝子座(QTL)qHD5に関する2種の準同質遺伝子系統を用いて特性解析を行った。その結果,qHD5は,長日条件と短日条件下で最低10日は出穂期に差異をもたらすことがわかった。微細マッピングによって,qHD5は,マーカーH71とRD502との52.59kb領域に位置しており,AP2転写因子をコードすると推定されるOs05g03040遺伝子が6つの一塩基多型(SNP)を有することが示された。したがって,この遺伝子は,qHD5の最も有望な候補遺伝子であると結論された。また,qHD5は,止葉幅,止葉長,枝梗数や千粒重などの収量関連形質にも影響を与えることが明らかとなった。

シソーラス用語： *イネ ,  *量的形質遺伝子座 ,  作物収量 ,  遺伝子 ,  *成長段階 ,  一塩基多型 ,  転写因子 ,  遺伝現象
準シソーラス用語： AP2転写因子 ,  qHD5 ,  多面発現性 ,  候補遺伝子 ,  *出穂期 ,  準同質遺伝子系統 ,  微細マッピング

分類 (2件)： 稲作  (FC03020C) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (8件)： イネ ,  Oryza ,  収量 ,  形質 ,  多面発現性 ,  QTL ,  微細マッピング ,  遺伝子解析