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J-GLOBAL ID：201702252033228253   整理番号：17A0381999

1995年~2004年と2007年以降のケープポイントにおける大気中水銀濃度のトレンド

Trend of atmospheric mercury concentrations at Cape Point for 1995-2004 and since 2007

著者 (7件)： MARTIN Lynwill G. (South African Weather Serv., Stellenbosch, ZAF) ,  LABUSCHAGNE Casper (South African Weather Serv., Stellenbosch, ZAF) ,  BRUNKE Ernst-Guenther (South African Weather Serv., Stellenbosch, ZAF) ,  WEIGELT Andreas (Helmholtz-Zentrum Geesthacht (HZG), Geesthacht, DEU) ,  WEIGELT Andreas (Federal Maritime and Hydrographic Agency (BSH), Hambur, DEU) ,  EBINGHAUS Ralf (Helmholtz-Zentrum Geesthacht (HZG), Geesthacht, DEU) ,  SLEMR Franz (Max Planck Inst. for Chemistry, Mainz, DEU)
資料名： Atmospheric Chemistry and Physics (Web)  (Atmospheric Chemistry and Physics (Web))
巻： 17  号： 3  ページ： 2393-2399 (WEB ONLY)  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： U7039A  ISSN： 1680-7316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 南アフリカのケープポイント(Cape Point)でのガス状元素水銀(GEM)濃度の長期測定は,1995年9月から2005年12月までの低下傾向と,2007年3月以降2015年6月の間の増加傾向を示し,2004年~2007年の間での正負トレンドの変化を示唆した。トレンド変化は,アイルランドMace Headで見られたGEM濃度と北アメリカでの水銀湿性沈降のトレンド変化と一致し,世界的な水銀排出の変化を示唆した。季節分解トレンドは,地域過程による全体トレンドの変調を示唆した。トレンドの絶対値(1995年~2004年の低下,2007年~2015年の増加)は,南半球の春(SON)に最大で,南アメリカと南アフリカでのバイオマス燃焼からの排出ピークと一致した。バイオマス燃焼トレンドの影響は,本調査で分かったGEM濃度の2年毎の変動と,最近報告されたGEM濃度でのエルニーニョ・南方振動(ENSO)の証左により裏付けられた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *水銀 ,  *大気中 ,  *気体 ,  変化 ,  南アフリカ共和国 ,  燃焼 ,  ENSO ,  季節的変動 ,  大気汚染 ,  *大気汚染物質
準シソーラス用語： エルニーニョ南方振動 ,  バイオマス燃焼 ,  長期トレンド ,  濃度変化

分類 (3件)： 対流圏・成層圏の地球化学  (DD01020P) ,  水銀とその化合物  (SB05023Z) ,  気圏環境汚染  (SB03020M)

タイトルに関連する用語 (4件)： ポイント ,  大気中 ,  水銀 ,  トレンド