文献

J-GLOBAL ID：201702252033285969   整理番号：17A1921377

複合材料構造中のラム波伝播の数値解析に適した衝撃損傷の簡易モデリング法

Simplified Modeling of Impact Damage for Numerical Simulation of Lamb Wave Propagation in Composite Structures

著者 (3件)： DENG Peiwen (東京大学大学院 工学系研究科) ,  齋藤理 (東京大学生産技術研究所 機械・生体系部門) ,  岡部洋二 (東京大学生産技術研究所 機械・生体系部門)
資料名： 生産研究  (Journal of Institute of Industrial Science, the University of Tokyo)
巻： 69  号： 6  ページ： 409-413(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： G0185A  ISSN： 0037-105X  CODEN： SEKEAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： CFRP 複合材構造において致命的な衝撃損傷を検知するため,超音波ガイド波を用いた健全性診断システムの構築を試みている.そして,その際に重要となる超音波素子の最適配置を,波動伝播の有限要素解析により検討するため,本研究では,衝撃損傷の簡易モデル化法を検討した.具体的には,多数の剥離と亀裂から成る衝撃損傷を,擬似等方性の均質な円錐台領域に置き換え,その領域内の剛性マトリックスを低下させた.その低下率は,超音波速度変化の計測結果と断面観察結果に基づいて決定した.そして,詳細な多重剥離モデルと比較することで,本モデル化法の有効性を検証した.(著者抄録)

シソーラス用語： *炭素繊維強化プラスチック ,  Lamb波 ,  *超音波検査 ,  数値解析 ,  衝撃 ,  損傷 ,  簡素化 ,  波動伝搬 ,  超音波 ,  有限要素法 ,  解析モデル ,  積層材料 ,  層間剥離 ,  亀裂 ,  等方性 ,  円錐シェル ,  剛性マトリックス ,  超音波速度 ,  モデリング ,  *衝撃強さ ,  音波センサ ,  最適化
準シソーラス用語： CFRP

分類 (1件)： ゴム・プラスチック材料  (HC04030W)

引用文献 (6件)：

• 1) S. Abrate, Appl Mech Rev, 44(4), 1991, pp. 155-190.
• 2) S. Takeda, S. Minakuchi, Composites Part A: Applied Science and Manufacturing, 36(7), 2005, pp. 903-908.
• 3) Y. Okabe, K. Fujibayashi, M. Shimazaki, H. Soejima and T. Ogisu, Smart materials and structures, 19(11), 2010, 115013.
• 4) T. W. Shyr and Y. H. Pan, Composite structures, 62(2), 2003, pp. 193-203.
• 5) F. Aymerich, F. Dore and P. Priolo, Composites science and technology, 68(12), 2008, pp. 2383-2390.

タイトルに関連する用語 (7件)： 複合材料 ,  ラム ,  波伝播 ,  数値解析 ,  衝撃損傷 ,  簡易 ,  モデリング