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J-GLOBAL ID：201702252034747244   整理番号：17A0618527

エアギャップがナノワイヤアレイトランジスタの性能を緩和する

An air gap moderates the performance of nanowire array transistors

著者 (3件)： YANG Tong (Binghamton Univ., NY, USA) ,  MEHTA Jeremy S (Binghamton Univ., NY, USA) ,  MATIVETSKY Jeffrey M (Binghamton Univ., NY, USA)
資料名： Nanotechnology  (Nanotechnology)
巻： 28  号： 12  ページ： 125204,1-7  発行年： 2017年03月24日 
JST資料番号： W0108A  ISSN： 0957-4484  CODEN： NNOTER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1次元材料は,高性能,低コスト,および機械的にフレキシブルな電子デバイスに対して有望である。本稿では,ナノワイヤトランジスタの空隙の役割を調べるために,共焦点ラマン分光法に基づく非破壊法を用いて,有機ナノワイヤトランジスタの空隙の平均厚さを定量化した。新たに開発された共焦点ラマン分光法を用いて,ナノワイヤアレイトランジスタにおけるナノワイヤと基板との間の平均空隙を定量化した。エアギャップは予想外に大きく,ナノワイヤ束の直径の2-3倍であり,電気性能に重要な影響を及ぼし,抽出された電荷担体の移動度に少なくとも1桁以上影響を与えることが示された。エアギャップの存在はまた,エアギャップが活性層内の電荷キャリアの蓄積を減衰させるので,I_on/I_offを減少させた。

シソーラス用語： *間隙 ,  *ナノ構造 ,  顕微Raman分光法 ,  移動度 ,  活性層 ,  キャリア ,  比率 ,  *特性 ,  *FET【トランジスタ】
準シソーラス用語： *エアギャップ ,  *ナノワイヤアレイ ,  共焦点Raman分光法 ,  電荷キャリア ,  オンオフ比 ,  *デバイス特性 ,  *有機トランジスタ

分類 (3件)： 有機化合物の結晶構造一般  (BK08001A) ,  トランジスタ  (NC03070N) ,  固体デバイス計測・試験・信頼性  (NC03040G)

タイトルに関連する用語 (4件)： エアギャップ ,  ナノワイヤアレイ ,  トランジスタ ,  緩和