抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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相づちは,対話を円滑に進める上で有効な応答表現である。対話システムによる相づちの効果を高める上で,相づちを適切なタイミングで打つことが重要となる。本論文では,統計的手法による相づち生成タイミングの検出のための対話コーパスの作成とその利用について述べる。本方式では,対話データに含まれる各発話に対して,相づち生成に適したタイミングに網羅的にタグを付与する。タグ付与をオフライン環境で実施することにより,付与したタグの推敲が可能となり,タグの揺れの小さいコーパスを作成できる。開発したタグ付けインタフェースを用いて,既存の音声対話データに対してタグ付け作業を実施し,5,416の相づちタグが付与された対話コーパスを作成した。実験により,相づち生成可能なタイミングの検出における,本方式で作成した対話コーパス利用の有効性を確認した。(著者抄録)