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J-GLOBAL ID:201702252052321937   整理番号:17A1703224

ミャンマーとタイにおける現世河川堆積物の地球化学的特性:供給源と風化に対する意義【Powered by NICT】

Geochemical characteristics of modern river sediments in Myanmar and Thailand: Implications for provenance and weathering
著者 (7件):
資料名:
巻: 77  号:ページ: 443-458  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0259A  ISSN: 0009-2819  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ミャンマー(AyeyarwadyとSittaung河川)とタイ(メコン川およびチャオプラヤ川河川とその支流)からの河川堆積物の有機物質と主要及び微量元素組成の元素組成は,それらの分布,起源,および化学的風化過程を調べるために測定した。微細粒堆積物中の高い全有機炭素(TOC)および全窒素(TN)含有量が,流体力学的エネルギーは,それらの分布を制御している可能性を示した。TOC/TN比は,河川堆積物への水生大型植物と高い維管束植物材料の両方の入力を示した。堆積物の主要元素の存在度はより粗い画分中でSiO_2の優位性とAl_2O_3と顕著な負の相関によって特性化され,主にSiO_2含量に及ぼす制御を一次粒径を示している。UCC(上部大陸地殻)と比較して最も不安定な元素(Na_2O,CaO,K_2O,BaおよびSr)の顕著な減少は,発生源地域または輸送中の化学的風化作用中の長石の破壊を示した。しかし,UCCと高いZr/Sc比と比較していくつかの高電界強度元素(Zr,Th,Ce,Y)の濃縮は,細粒試料中の抵抗性重鉱物の中程度の濃度を示した。判別図と移動しにくい微量元素の特徴は,メコン川,チャオプラヤ川堆積物は典型的な流紋岩,デイサイト/花こう閃緑岩,UCC,I及びSタイプ花こう岩に近い組成を持つ珪長質源から由来することを示した。苦鉄質元素(例えばMgO,Cr,Ni)とAyeyarwadyとSittaung堆積物中の高Cr/Vと低Y/Ni比の相対的濃縮は源における苦鉄質あるいは超苦鉄質成分の存在を示した。ICV(組成変動性指数),CIA(変化の化学的指標),PIA(斜長石変質指標),α~Al,Rb/SrとK_2O/Rb比はAyeyarwadyとSittaung堆積物はそれらの源における化学的風化の中程度に低い記録,メコン川およびチャオプラヤ川河川流域における強い化学的風化に中程度と比較して示した。これらの結果は,同じ場所で採取した河川水のための既存の主要イオンデータと矛盾しなかった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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岩石圏の地球化学一般 

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