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J-GLOBAL ID:201702252062425146   整理番号:17A0590854

生乳中のブドウ球菌磁気的検出のための半定量法

Semi-quantitative method for Staphylococci magnetic detection in raw milk
著者 (8件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 80-88  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: C0281A  ISSN: 0022-0299  CODEN: JDRSAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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黄色ブドウ球菌はウシ乳房炎の主要な病原体であるため,黄色ブドウ球菌やぶどう球菌属を検出する新しい診断法として,磁気的検出法を開発し検証を行った。2頭の健康な乳牛からの生乳と,ウシ乳房炎と細菌学的に診断された乳牛47頭の49の分房からの乳汁を用いた。すべての乳試料はPCR法で分析された。その上で,これら乳試料に黄色ブドウ球菌などに対しての特異的抗体と磁性ナノ粒子を組み合わせた溶液と混合し,ラボチップ磁気抵抗サイトメータを用い分析した。この方法は細菌の細胞へ付着した磁性ナノ粒子により作られたフリンジ場の検出に基づいている。バイオセンサー定量の検証では,乳中の黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌の検出は100cfu/mlで可能であった。PCR法による結果と比べ,抗黄色ブドウ球菌と抗ブドウ球菌属の抗体による検出は,感度が57.1と79.3%,特異性が75と50%であった。また,陽性的中率が40と95.8%であった。細菌培養の感度97.6%に比べるとバイオセンサーによる磁気的検出はやや低くあるが,加療すれば黄色ブドウ球菌に感染した乳牛の同定する手段の基礎となる可能性があった。
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分類 (2件):
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微生物検査法  ,  細菌による動物の伝染病 
タイトルに関連する用語 (4件):
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